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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第42話 その頃の六課、査察という名の
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ちょっと体調が変わった事だけ伝えた。
なのに、返事が来ない。最近ならいざ知らず、もうずっと返事は来ていない。六課へ来た最初の方こそ、定期的に送っていたけど。
無理に連絡は入れなくて良い。変わったことが合ったら伝えなさい。
ただ、それだけだった。
変なことが頭をよぎる。隊長から私は切り捨てられた? そういった負の感情が、良くないことを考えてしまう。確かに最近の私は全然ダメだった……もっと貢献しないと。
「な〜がれ?」
不意に呼ばれて、声の方を向くと。
「なんで……むぐッ」
突然口に何かを入れられる。入れた方を見ると、震離さんが何処か楽しそうにスプーン片手に笑ってらっしゃった。
「……おいしい」
「でしょう? 今日のデザートのチョコプリン。眉間にしわ寄せちゃダメだよ?」
フフンと笑う震離さんと、スバルさんとギンガさんは何処か顔が赤い。ティアさんは微笑ましいといった様子で見てる。
……そうか、私は今不安そうにしてた……のかな?
「はい、ごめんなさい。明後日の事で頭がいっぱいでした」
「ありゃ、そうなの?」
……震離さんを誤魔化そうと思ったら大変だから……よし。
「はい……だって、ライトニングと違って、男性って私だけですし」
「「「「……あ」」」」
実際そうですし、ね。響さんは明日の晩には戻ってくるはずですし、そうすると男性1人、女性3人で行くわけで、色々気を使いそうだなと。
と言っても、私の場合常に誰かが負担を被るわけで……。ため息が漏れてしまう。
「まぁ、でもほら。うん、流なら問題ないよ」
「震離、フォローになってない」
「あ、あはは」
だけど何はともあれ……今は楽しもう。そうだよ……そうしないと。私は……。
――sideはやて――
あかんわー……。今日のために皆で詰め込んで備えたのに……それなのに。
「八神さんはなんかこう、あいつら使いにくいわーってことありません? 大丈夫?」
「へ、あ、はい。お陰様で助けられて居ますよ」
私の正面に座ってるのは、スキンヘッドで、ダンディなお髭の、制服の上からでも分かる筋肉モリモリのエドガル・ヴァルロス一等陸佐が笑顔で聞いてくるけど……。
右目にドクロマークの眼帯つけてて……強面で、正直怖い……。すごいフレンドリーに話してくれるんやけど……なんというか、ギャップが怖い……。
「有栖も狭霧も優秀なんですが、今一ノリが悪くて……そのへんは平気? 大丈夫かしら?」
「い、いえいえ、そんな2人はよく裏方の手伝いをしてくれるので、助かっています」
エドガル一等陸佐の隣に座る、女性の佐官。ユリアン・フェアレーター二等陸佐だけや
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