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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第42話 その頃の六課、査察という名の
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うん、沢山お話してきたらいいよ」

 ……あれ、何かしんとしましたよ? 何か変な事いったかしら私。そうだ、助けを求めよう!
 そう考えて流に視線を向けて、それに気づいてくれた。やったね!

「そう、ですね……。積もるお話も沢山あるでしょうし、良いと思いますよ」

 ニコッと笑いながらいう流に、そうだよと同調しておく。

 だけど、何処か悲しそうに見えたのは気のせいじゃない……よね。
 
 すると、3人で顔を見合わせてフフフと笑い出す。ヤバイ本当に何か変なの踏んだかな? 地雷踏んだ私?

「そうだね。ねぇ、流、震離?」

「ん?」「何でしょう?」

 フッと遠い場所を見るような表情のスバルに呼ばれ、返事を返す。

「もしだよ。私が普通じゃないって分かったら。どうする?」

 そういうと、ギンガとティアの表情が曇ったのが見えた。だけど、スバルがいう事は間違いなく……いや、よそう。

「……私が地球で超天才って呼ばれてる話しとく?」

「「いや、いい」」「え、そうなの?」

 即答か。ギンガだけだよ。食いついてくれたの……悲しいなぁって。まぁ、私のエピソードは置いといて。ギンガは私達の事知ってるのかな? まぁ知らなかったら知らないでいいんだけど。

「そんなん言い出したらきりないと思う。だって私達でさえ濃いエピソードあるし。今更でしょ」

「……そっか。ごめんね変なこと聞いて?」

「いいよ。後は明日終わったら楽しむだけだねぇ」

 一瞬変な空気になった。だけど、スバルもギンガも安心したみたいで、表情が和らいだ。ティアなんか聴くまでもなかったわって顔してるけど、さっき一瞬不安そうにしたのは見逃さなかったからね。まぁ、今回は見逃すけど、さ。それ以上に……。

 ちらりと流を見ると、既にご飯は食べ終わってるけど……何処か上の空のようにも見える。何か合ったかな……?


 ――side流――

 メッセージを……いや、私のもう一つのメールフォルダを確認したけれど、これと言って連絡が入っていなかった。

 もっと正確に言えばライザさんから……特殊鎮圧部隊からの指令が止まっているという事だ。

 ここ最近見る機会が少なかったとはいえ、だ。何かしら指令の一つでも入っているだろうと思い、ボックスを見たけれど何も来ていない。もしかすると誰かが消してしまった? そう考えログを確認したけれど誰かが私のボックスを見た痕跡は一切見当たらなかった。
 最後に言われた指令を思い出す。ホテル・アグスタで言われたことを。
 
 そのまま機動六課で任務に当たりなさい、と。

 ここ最近の動向は連絡した……遺跡の事は流石にどう報告していいか分からずに、隠してしまった。そして、先日のロストロギアの事も
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