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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第41話 ファーストコンタクト、そして、惹かれた理由を
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――sideフェイト――
転移ポートを潜って、しばらくぶりの海鳴。やっぱりここの空気は落ち着くなぁって。だけど……。
「……やっぱここ何か居るよなぁ」
「まだ言ってるの? 出張で無いって分かったでしょう?」
「いやまぁ……うーん」
海鳴に着いてから腕を組んで首を傾げる響に皆少しだけ心配する。本人もそこまで気にしてないみたいだけどちょっと不安。
さて、私達がいる場所は前に出張で来たコテージ。すずかのお屋敷に出るって選択肢もあったけれど、今回はアリサと共に海外へ行ってるみたいで使用は出来なかった。エイミィが車で迎えに来る事になってるからそれを待つ。その間に。
「今回は旅行って言うより、ちょっと遊びに来たって感じだから2人はつまらないかもしれないけど」
「いえ、全然」
「誘われなかったら今頃部屋でダラダラしてましたよ。だからありがたいですし」
とは言ってくれたものの、きっと2人にも何か予定はあっただろうし、申し訳ない気持ちもある。だけど。
「それよか一応休みですし、お互い肩の力抜きましょう。な、エリオもキャロも?」
「「うん!」」
よしよしと自然な手つきでエリオとキャロの頭を撫でる響が少しだけ羨ましい。少し前にもっと甘えて欲しいと2人に告げて、2人からももっと頼って欲しいと言われてから関係は前にも増して、良くなったと自覚してるけど……。
響に向けられる感情とは少し違うのが……何ていうか……。
「フェイトさん?」
「え、あ、奏? どうしたの?」
「いえ……ちょっと怖い顔されてたので」
「なんでもないよ。ごめんね?」
そう返すと、キョトンとした後にニコリと笑ってくれる。ふと、視線を窓へ向けると。
「ふぇいとー」
……え?
「アルフッ!?」
慌てて外へ出てアルフを連れて中へと戻る。そう言えばここに来てからまだ外に出てなかったね……。
「おかえりフェイト。エリオにキャロも……うん?」
響と奏をじっと見て。
「……新しい兄妹?」
「「違います」」
「おっまたせー……あれ?」
タイミングよくエイミィが入ってきたけど、何ていうか……変な空気だった。
――sideはやて――
「あ……あっかーーーーーん!!!!!!」
「「「「部隊長うるさい」」」」
即座にロングアーチに編入してきた4人に言われる。せやけど……せやけど!
「……言わんとしてることはわかります。けどこれは仕方ないことでしょうよ」
デスクで頬杖つきながら渋い顔の優夜。でも、この情報をグリフィス君に見せたら、卒倒しそうな位顔色悪くなったし。せやけど、この4人はなんでこんな落
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