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ある晴れた日に
64部分:穏やかな夜にはその十三
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な。ジャズ系でもな」
「何でもいけるのね」
「音楽は何でもいけるんだよ」
 恵美に言葉を返す。
「結構色々な」
「そう。それじゃあ」
「それで何にするんだ?」
「丁度皆食べるのもいい具合だしね」
 見れば食べるのもかなり進んでいた。
「やっぱり明るい曲かな」
「明るい曲か」
「カレー食べながらゴスペルとかジャズもあれだしね」
「えっ、いいじゃねえかよそれ」
 ここでまた野本が出て来た。
「カレーにジャズってよ。最高じゃねえか」
「あんた、音楽のセンスも悪いんだね」
 恵美は表情は顰めさせただけだったが声には呆れたといった感じのものを含ませていた。それが微妙に呆れているという彼女の心境を浮かび上がらせていた。

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