暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第40話 下準備と、親友だから本気で。
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るけれど。それをニッコリと笑って返す。意味は私はいいよっていう意味で。その意味に気づいてたじろいだのを確認して。

「スバルやティアナにも声を掛けたけど、向こうは3人で何処かに行くみたい。スバルがお土産をって泣きながら言ってたから、大事な用かも。あ、で、震離にも声を掛けたけど。結果はおっけーだったよ? 後は流だけ」

「……うぅ」

「うー」

 数秒ほどヴィヴィオとにらめっこして。小さくため息。

「……わかりました。お世話になります」

「はーい」

 ヴィヴィオが手放しで喜んでいるのを見ながら、予定表に流と震離の参加を書き込んでいく。明日からライトニングは一泊二日の故郷へ。とは言え、私達スターズはライトニングと入れ違いだけどね。だけで正直助かった。私もヴィヴィオを紹介しようと考えてたからちょうど休みを何処かで取ろうかと考えてたし。
 ヴィヴィオには私の故郷へ行くと伝えたら、流も一緒にって言ったけど。初めはどうかなと考えた。
 だけど、もう一緒に行くと決めているヴィヴィオに行かないみたいと言うのは正直心苦しくて。最初に震離に相談……もとい、誘ってみたら二つ返事で行くと言われて、スバル達に声を掛けたら今回は振られちゃった。
 そして、後は流だけだったけど。最終的に外堀は埋めたことを伝えたら直ぐに折れてくれて助かった。

 さて、流がヴィヴィオの相手をしてくれている間に、お母さんからのメッセージを確認して……。あ、お兄ちゃんと忍さん帰ってきてるんだー。私達も明々後日に帰りますと返事を出してっと。

 それにしても響の件はもったいなかったなー。まぁ、タイミングが悪かったと諦めよう。フェイトちゃんが凄く喜んでて微笑ましかったなー。ヴィータちゃん達はまた別の日に合わせるって今回は休まないみたいだし。
 たまには休めよワーカーエースって言われたなぁ……そう言えばちゃんと休んだというかオフなのって久しぶりだなぁ。

「たかま……えっと、なのはさん? 私なんかが行っても平気なのでしょうか?」

 ヴィヴィオをあやしながら、何処か怯えたような目で聞いてきた。これは……。

「そうだねー。なのはママ(・・)としては、その発言は頂けないなー。なんかじゃなくて。私やヴィヴィオが一緒に行こうって誘ってるんだから。もっと気軽でいいんだよ?」

 意図的に強調して言う。別にお仕事ってわけではないんだし。もう少し力を抜いて欲しいなって。だけど、流のこれは何処かで……。

「……そう、ですね。すいません。明々後日楽しみにします」

 うーん……やっぱり、少し強張ったような笑い方だ。なんとかしないとなーとは思うけど。やはり私では難しいかな? こういう時に立場や階級が煩わしく思ってしまう。ティアナの時には完全に失念してたけ
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