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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第40話 下準備と、親友だから本気で。
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を入れて、今日中に返事が来るはずなんだけど……お?
さすが、事情を説明したら皆快く承諾してくれた。大体の反応がこうだ。
六課の査察? あぁ、良いよ。暇だし!
と快く承諾してくれた。まぁ、私も六課の面々にはお世話になった……というか、迷惑を掛けてしまったからね。そのお詫びも兼ねて行かないと。
レジアス君には申し訳ないけれど、アナタの思うとおりには動く気はないのよね。私も彼らも。皆、ね。
ふむ、それにしても六課に行くとなると、私の事は……伏せさせようかな。そう決まったら彼に連絡入れといて、と。しかし、このタイミングで言ってくるのは正直困ったなぁ。
先日抜けてしまったクランベルさんの調査がいい感じに進んでるときだもん。また手が止まってしまう。最近は変に破損してるデバイスが幾つか見つかってその解析で忙しいのに。嫌になるわ。
さぁ、今日のお仕事を早く終わらせて、お家で待っててくれる愛娘の元へ帰ろうかな。
――side響――
「部隊長ー部隊長ー?」
「な、なんや急に? どしたん?」
気味悪いって顔されてますけど、普段はこれが平常なんだけどなー。まぁ、いいや。とりあえず申請書類を出して、それを見せまして……よし。
「……え、これ何時?」
「まだ決まってないというか、フェイトさん家の地球帰還に合わせて、私用で一日だけ延長したいなーと」
「ほー……それは構わへんけど。私用って、何か理由あるん?」
「あー……単に母に挨拶しにいこうかと。数年行ってないですし」
まぁ、間違った事言ってないし、はやてさんも納得してくれたみたいで、微笑みながら承認してくれた。
ここまでは普通にいい人なんだけど、何か間違いなく裏がある笑い方だったんだよなぁ……まぁいいや。
「そういやはやてさん?」
「んー?」
「各分隊に休み与えるなら、はやてさんは?」
ギクリと肩が震えたのを確認した。この人は……ほんとにもー。
「駄目ですよー。貴女も率先して休まないと。ロングアーチ組が気にしたらどうするんですか?」
「せ、せやけど……」
「けどもどうも無いですよ……。ヴォルケンリッターの皆さんと休み合わせて2日取ればいいじゃないですか?」
「うーん……せやけど」
あー、ダメだ押しが弱すぎて駄目だなー。物で釣ろうにも……あ。
「はやてさん……休んだって確認が取れたら」
「……とれたら?」
花霞に念話を飛ばして例の物を表示させる。瞬間はやてさんの目が見張るのを確認。釣れたのを確信。
「震離から没収した、この前ミスってウィスキーボンボン食べた時の流の画像を譲りましょう」
作戦中かなって思うほどキリッとした顔で。
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