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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第40話 下準備と、親友だから本気で。
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2枚1セットの6セットしかない上に、大抵は一度しか使えない事から、取り回ししづらい。
皆が参戦した時響を転送したけど、昔残してた札を使っただけであの時点でもう札は残り少なく。 現在時間と暇があれば作成し直してるらしいが、やっぱり時間がかかると微妙な顔をしてた。
「説明は以上ですけど、ただあまり頼れるものではないので……そこだけです。それに結局私が発動許可しないと使用すら出来ない紙切れですし。
インスタントで、私の発動が無いと飛べない紙切れで、その距離は全然短い以上、本職の召喚師には遠く及びませんよ」
苦笑しながら言うけど、やってることは凄まじいんだけどねー……物を用意すれば召喚術の様な事が出来る。それは凄いことだけど、紗雪の場合コストと用意する時間が掛かるのが難点だなー。
「さて、これを踏まえて今日はそれぞれ訓練をしていくよー。各自メニューをしっかりこなすように!」
「はい!」
あえての自習としてみる。理由は色々あるけど……お、早速ティアナが時雨の所で話を聞きに行ったし、キャロも紗雪の元へ。スバルはギンガと今の試合……特に響と煌の戦闘を見て火が入ったみたい。自分たちならこうするって話し合ってる。
で、一番熱心なのが……。
「あの!」
「うん?」
エリオだった。だけどよく分かる。試合の後半の方はもう剣として振ってたけれど、前半戦は槍として扱ってたからね。
「……僕に、その……槍術を教えてください!」
「……え、俺に? 構わんけど、俺のあれどっちかというと棒術だけど、いいの?」
「はい!」
迷いなく言うエリオに一瞬驚いてきょとんとする。直ぐに笑みを浮かべて。
「分かった。そしたら一通り動きを見たいから、適当な場所で打ち合おう。宜しくなエリオ?」
「よろしくお願いします!」
うん、この影響がいい方向へ向かうと良いなって。最近時間があくとシグナムさんがエリオと打ち合ったり、響が簡単に動きを見てくれてたけど、やっぱり槍術を知ってるかどうかとなると話が変わってくる。私もレイジングハートを使った杖術、棒術を使うけれど、あくまで魔道士としての戦い方……と言うより、受け身になってしまうことが多くて。
さぁ、どんどん楽しくなってきたぞ−!
――side――
地上本部から届いたメッセージを見て、軽くため息が漏れる。内容を要約すると。
機動六課を査察してくれ。間違いなく最近おかしな事が起きているそれを見つけてもらいたい。
わざわざ本局を通してまでの今回の査察、正直アホらしくて話にならない。ただし、メンバーは私が決めていいと書いてあるのは幸いだった。
それならば、と。本局第6武装隊、陸士201部隊、辺境警備部隊に連絡
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