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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第40話 下準備と、親友だから本気で。
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。だけど、震離ならどっちが私でそうじゃないかは分かるよね?』』
2人の紗雪からの攻撃を必死に躱す震離に、静かに笑いながら告げる。震離を中心に対角線上で攻撃されて、防ぐので一杯。と言うより、さすがというかなんというか。しっかり対応できてる辺り震離も凄いね……。いや、これは知ってるから対応出来るってことかな?
だけど、一手足りないね。
ロングアーチに4人が交代武装隊員として配属されるにあたって、4人のデータを自己申告で聞いて驚いた。ランクはそれぞれ聞いていたけど、問題はその技能。特にここで羨ましそうに響と煌の相対を見ている優夜。そして、今震離と戦ってる紗雪。この2人は飛び抜けて凄い。
優夜は変換資質、風を使った天候操作に、風でモノを任意のものを浮かせる事が可能。そして、何より条件次第とは言え、対艦攻撃を放てる技術。
更にはその応用で熱も冷気も操作出来るのは、風……いや、大気操作の特権だ。
表には出さないようにと釘を差してきた紗雪が使うものは、気と呼ばれるモノを使った忍術と、魔力では資質、氷を使った戦闘……まぁ、これも凄いけど。忍術が本当に凄い。準備に手間がかかるらしいけど、呪符を使った転送術に、文字通りの分身。しかも自分と同等の分身を出せる……。
ただ、氷は氷結には遠く、冷気が精々だと言ってた。でも、それを切欠に氷結魔法を扱えるのはしっかり出来てるね。
煌もあまり目立たないと言うけれど、炎を使った高火力戦闘に、ビットを生成して弾幕を張ったり、何より一人で全局面に対応出来るオールラウンダー型のアタッカー。スバルとはまた違うフロントアタッカー。
響が距離を詰めて戦うのは、離れれば砲撃を叩き込まれ回避するしか出来ないから、あの距離で戦っているんだ。
そして、それを束ねる時雨。奏やティアナとは違った射撃型。何より3人の補助と言いつつ自分からも落としに行ける射撃力……。
しかも、最初に響達を分断させるために遠距離から狙撃をしてみせたのは凄い。
響が言っていた。攻撃力突破力ならあの4人のが上だと。もし4人揃っていたら。優夜が戦線に穴を開けて、煌がその穴を広げて、追いついた紗雪とで制圧。そして、次へ行き時雨がラインを上げてそこから援護。
なんというか……この子達いいなぁ。
なんて考えてたら震離が落された。モニターの向こうで2人の紗雪がハイタッチしてる。奏も震離が落ちたことを受けて投了したね。奏と時雨の打ち合いでは、若干奏が有利だったけど、前衛がやられては流石に無理はしない感じだ。
で、こっちはというと……。
『『……』』
息絶えたんじゃないかってくらい、二人共ダウンしてる。いやでも、なんというか。
17歳の若者って感じが伝わってきた。
響なんて特にそう
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