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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第38話 出向と、進捗に変化なし
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て沢山あるだろう。それこそ最近の俺なんて隠し事のオンパレードだろ。戦闘においてもまだ隠してることあるし)
(……うん、そうだよね。分かった!)
そう言って、マリエルさんと共に外へ行った。それにしても、その程度で見方なんて変わんねーって。ふと、シグナムさんとシャマル先生が手招きしているのが見えて、そちらへ向かう。
「緋凰、お前はスバル達の事、どこまで知ってる?」
開口一番これか……ということはやっぱり何かあるんだな。それに達って事は……ギンガもかな?
「まだ何も。ただ、今しがたスバルから、それらしき事……というか、秘密にしていることについてどう思うかって聞かれました」
「……そうか」
「響、大丈夫だと思うけど、話を聞いたらしっかり向き合ってあげてね?」
「えぇ、勿論」
回答としては正しいのかどうか分からないけど、シャマル先生もシグナムさんも、優しい顔つきになったのをみて、安心した。大体隠し事なんてねぇ、人だもん沢山あるに決まってるわ。
会釈をして、とりあえずロングアーチへと向かう。久しぶりに帰ってきたあいつらの顔でも拝もう。そして、煽ろうっと。
――side震離――
だめだー、ヒットしないー
なんてことを叫びそうになるのをグッと堪えて、モニターの検索結果と、表示データとにらめっこする作業に戻る。検索ワードは2つ。
キュオン・ドナーシャッテン。そして、ヴァレンという名の人物。
前者については、古代ベルカ時代に存在した最強と呼ばれた人物の一人。しかも聖王に敵対した吸血鬼……と言うより悪魔として扱われている。まぁ、そのへんは置いといて……大事なのは容姿についての情報だけど、これも見たまんま一致した。けど、それだけだった。肖像画とか無いかなーと思ったけど、全く出ないんだよね。
まぁ、情報が出ないのは察してた。けど、あの人が言ってた通り自分は吸血鬼っていうのも納得できる。
マリ・プマーフ……英名にすると、Mri・pmav。頭のMを横に倒してEとして捉えればEri・pmav。そして、それをひっくり返せばVampire。よくあるアナグラム。だけど割と喧嘩売ってる名前だよね……バレたらやばいって分かってたろうに……。
まぁ。マリさん……というかキュオンさんはまた今度会う約束してるし、その時に色々聞こう。うん。
問題がこっちだ。ヴァレンという人物。この名前自体はヒットした。ヴァレン・アルシュタイン。もしくはヴァレン・A・L・シュタイン。どっちなのか分からないし、区切っているところもあれば無いところもあるから分からないが、基本的に前者の名前だね。
聖王オリヴィエの前の代、聖王ヴィヴィアンの守護騎士団の一団長として、名前があった。ただ、この
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