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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第38話 出向と、進捗に変化なし
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。名前で呼ぶようになったと言ってもやっぱり上官相手だと萎縮するんだよね、あの子は。
当然といえば当然なんだけど……。
「そう言えば響?」
「うん?」
ふと、隣のテーブルから不思議そうな顔でギンガが声を掛けてきた。その視線を追ってみると流が居るけど……なんだろ?
「姉とか妹って居るの?」
「ん? いや? どうした?」
「そっか」
ふーんって感じで納得してくれた……のかな? 付き合い長いせいで妹っぽくなってるのが震離に当たるけど、幼馴染の皆しか知らんし。まぁ、あんまり言うことでもないしなー。
ふと、周りの視線が一箇所に向いてるのに気づいて、その視線の先を見ると……あぁ。
「駄目だよ、ヴィヴィオ。ピーマン残しちゃ」
「苦いのきらーい」
と、ヴィヴィオがピーマンを残そうとしている所だった。まぁ、ピーマン苦手な子って多いよね。
ちらりとヴィヴィオが助けを求めるように、流を見るけど……、あ、目逸らした。多分先になのはさんに釘刺されてたんだろうなー。
「えぇ、美味しいよ?」
「しっかり食べないと、大きくなれないんだから」
「う〜ん、そやな〜。好き嫌い多いと、ママ達みたいな美人になれへんよ〜?」
両隣の最強マザーズと、はやてさんに言われて、さらにピーマンを見る目が険しくなるヴィヴィオ。ちらりと視線をずらせばちょうどエリオにニンジンを渡そうとしているキャロの手も止まり、そのまま自分の口に入れた。後はヴィヴィオだけだけど……。
「うぅ……にがーい」
意を決してピーマンを一気に食べるけど、やっぱり苦そう。一緒に食べたら良いのにねー。
――――
「じゃあごめんね。ちょっとスバルとギンガ、お借りしていくわね」
「はい、よろしくお願いします」
朝食を終えた後、マリエルさんがなのはさんにギンガとスバルを借りていく旨を伝えてる所に遭遇。そういや今日はオフになってたなー。
なんて、考えてたら。
(ねぇ、響?)
(ん? どうした?)
スバルからの念話に、ちょっと驚くけど、話を聴く。
(あの……響達の事さ、話しても平気……かな?)
(俺達のこと? ……あぁ。この前の流の件は秘密だけど、俺達の件ならナカジマ隊長になら良いよ。実際口固いだろ?)
別に隠してる……わけじゃないけど、公言されるとまたややこしい。だけど、スバルもその辺わかってるだろうし、あの人なら文字通り平気だろ。
(うん、それは大丈夫! ねぇ、私やギン姉が隠し事してるって分かったら軽蔑する?)
(……それは俺達に対する嫌味かな?)
(ち、違うよ!)
シュンとした所をすかさず茶化す。
(そんなもん誰だって隠し事なん
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