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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第38話 出向と、進捗に変化なし
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ョンが高い。良いことだね。
 私の後ろでは響がギンガと、鞘と拳で打ち合ってる。さっきと違って魔力なしの立ち会い。うん、響もギンガも楽しそうで良かったよ。
 
 ――――

 そして、時間が経って、各訓練メニューの復習と今後の課題を伝えた後に。今日のメインイベントを。

「せっかくだから、今日もチーム戦。やってみよう! 内訳はギンガを入れたティアナ達フォワードチーム五人対、前線隊長四人チーム!」

「はい!」

 ティアナ達だけならもう少しでクリア出来そう。だけど、ギンガが居る場合は少しだけやり方を変えるつもりだけどね。
 アタッカーが二枚だから、それに応じた対応を。

「じゃあ、やってみよっか」

「はいっ!」

 気がつけば響達は脇に避けており、直ぐ様開始して、元気よく返事をしてた五人の声が悲鳴に変わったのは、数分持たなかったなーって。
 
 ――――
 
「はーい、じゃあ、今日はここまで」

「全員、防護服解除!」

「はい……」

 私とヴィータちゃんの掛け声で、5人揃って肩で息をしながら答える。やっぱり5人いると大変だ。

「ふむ。惜しいところまで行ったな」

「あともうちょっとだった」 

 撃墜判定を受けて先に待機していたシグナムさんと、フェイトちゃんも合流して。

「あ〜、最後のシフトが上手くいってれば、逆転できたのに」

「ぅあ〜。くーやーしーいー」

「フォロー足らなかったね。ごめんね〜」

「そんな!」

「ギンガさんは全然!」

 それぞれが悔しそうに反省や、フォローをし合ってるその奥で。響達はこの後の事で作戦を組み立ててる。

「悔しい気持ちのまま、反省レポートまとめとけよ〜。で、響、今日は落されねーぞー」

 意地悪そうな顔でスバル達にそう告げた後、響達をジト目で睨みつけるように見る。

「今日も落とすのはヴィータさんな。おっけ?」

「「はーい」」「え、あ、了解……です?」

 前回これと同じことをした時。ティアナ達とは少し変わって、隊長陣のうち誰かを落とすというルールだったけど、ギリギリの所でヴィータちゃんが落されちゃちゃったんだよね。
 だから、今回は。

「それじゃあ、前回の事を踏まえて。今日は半分落とせるよう頑張ろうか」

 そう伝えた瞬間、響が一瞬固まって、両手で顔を抑えながら俯いて。

「……マジカヨ」

「がんばろ、ね?」

 奏によしよしと頭を撫でられてるのが微笑ましかったなぁって。……フェイトちゃん? ちょっと私怨入ってない? 防護服着てないのに、なんでバルディッシュをサイズフォームにしてるのかな?

 ちなみにこの模擬戦の結果は、フェイトちゃんが強かった……以上です。


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