暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第37話 秒針は進む
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もニヤーと笑ってしまう。理由は単純で。

「良かった。少し前の流なら興味ないですっていうかと思ったけど?」

「……うぅ、なんというか、その。申し訳ないです」

 本当にその通り。最近は色々皆から話しかけられたり、話を振ろうと頑張ってるのをよく見る。というか、食堂と前線組との接点以外本当に無かったことにこの前気づいて面食らったなぁ。
 だけど、最近間違いなく変な人気集めてんだよなー。何がどうとは言わないけど、何か犬みたいとか言われてるし……。分からんでもないけどさ。最近は表情出すようになったからわかりやすくなったし。声を掛けたら尻尾パタパタ振ってるみたいとか、声を掛けてくる時耳が垂れてて、上手く行ったら耳が立つとか、色々ねー。

「震離ー、顔怖いよー」

「……うっす」

「?」

 ジト目で奏から注意を受ける。多分幾つか意味が含まれてるだろうから、大人しく従う。隣で不思議そうに首を傾げる流だけが私の癒やしだよ、全く。
 
「さてと、それじゃあ私はお仕事行ってくるね。また」

「はーい行ってらっしゃいギンガ。気をつけてねー?」

「はーい」

 調査任務の予定があるギンガが離脱。響も一緒にやるはずだから2人抜けるけど。ま、なんとかなるよねーと。

 ――――

 話を聞きに行ったスバル達が戻ってきたんだけど、何か揃いも揃って狐に化かされたような顔してるんだけど……。
 で、話を聞いたら。なのはさんから問題が出されたと。

 ――自分より強い相手に勝つには、自分の方が相手より強くないといけない。

 と。

 うん。奏と顔を見合わせて思わず笑ってしまう。ただ、分からない側に流が行ったのは意外……じゃないな、ある意味当然かな。うん。

「ええ? ただの言葉遊び……じゃ無いわよね? 2人は分かってるから……うーん」

 一番分かりやすいであろうティアナが悩んでる……と言うかこの問題なー。

 なんて考えてたらエリオが何かを閃いたらしく。

「訓練重ねて相手より強くなればいいんですよ!」

 ……うん!

「でもそれなら自分より弱い相手になるんじゃない?」

「……あ」

「大体、訓練や特訓でそうホイホイ強くなれたら苦労しないのよっ!」

「す、すいません〜」

 一番実感がこもってるティアナのこめかみをグリグリを受けて、たまらずエリオが謝ってる。あれ痛いもんねー。


 ――side響――


「いやしかし、機動六課の人員の層は凄いな」

「それはあの4人が優れてるだけですよ。自分は何もしていません」

 陸士108部隊の皆さんと一緒に捜査のデータを纏めている。調査任務の為、ギンガと2人で来ました。ギンガにとっては里帰りになるのかな?

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