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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第37話 秒針は進む
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! 第一回、起動六課で一番強いのは誰か予想してみよう大会〜!」
アルトの声に駐機場にいる人達が盛り上がり、歓声が建物を揺らしそうなくらいだ。ここ最近で一番テンション上がってる感じだよね。
最近バタバタしまくってたから丁度いいガス抜きだ。
「エントリー選手はこの5人!」
スバルが続いて、ドラムロールと共に紹介されていく、しかも何か専用のBGMやら、映像付きで。凄いね、この短時間で……。
エントリーというか、候補はと言うと。
「近接最強! 古代ベルカ騎士! ヴィータ副隊長とシグナム副隊長!」
「六課最高のSSランク! 超長距離砲持ちの広域型魔導師、リイン曹長とのユニゾンって裏技もある八神はやて部隊長!」
「六課最速のオールレンジアタッカー、フェイト隊長と説明不要の大本命! エースオブエースなのは隊長!」
スバルとアルトが交互に紹介し、全て出揃った時に再び歓声が。そして。
「「さぁ最強は誰だーっ!?」」
一際大きな歓声に包まれるけど……こっちはと言うと。
「まったく、アルトさんとスバルは……はぁ」
ティアがため息を吐いてる。まぁ、こういうのあんまり好きそうじゃないもんねーと言いたい所だけど、ティアさんや。私は見たよ。投票シートになのはさんの名前書いてるの。偶然見えたんだけどね……。
「それにしても兄さんも候補に上がったら良かったのに」
「ほんと残念」
若干不服なエリオとキャロを見て苦笑い。きっと響が居たら全力で否定するんだろうけど、こればっかりは私も正直残念。技術だけなら匹敵するんだからもう少し自信もちゃいいのに。
「若手ってことで推薦しても良いかもしれないけどさ、本人が嫌がるなら出来ないし」
困ったように笑うギンガを横目に、その言葉に同意しておく。絶対嫌がるどころか、相性悪すぎて勝てないわって怒るだろうし。
実際、5人って事前に分かってたからいいけど、その時点で既になんで緋凰居ないんだーって整備スタッフから言われてたしなー。まぁ、響もなんやかんやで実績あるしなぁ。ダークホースという意味合いなんだろうけど。
「それじゃあ、皆副隊長達に色々聞いてみましょうか?」
「「はい」」
ティアの言葉でエリオ、キャロがそれぞれ行動を開始するのを見送る。まぁ、今回はいい経験になるといいなぁって、え? 私はいいのかって? いや別に。それしてる暇あんなら色々調べたいことありますし。だからゆっくりと話を聴くといい!
「流は隊長陣の誰が強いと思う?」
お、奏が行った。流もそれを聞いて少し考えて、静かに首を横に振って。
「皆さん得意分野が異なりますし。きっと一度の勝負で予想するのは難しいかと」
流の回答を聞いて私も奏
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