暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第36話 親子
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てないヴィヴィオを説得。なのはさんは流のママには成れないと伝えた。そしたらなんと。

「……じゃあお爺ちゃん?」

「なんでやねん」

 まさかの祖父ポジションて。聞いてて驚いたわ。スバルは爆笑してるし、ギンガは口押さえてるし、なのはさんも流も困ってるし。と言うか本当に流の事好きだよなー。なんでだろ?

「ヴィヴィオは流の何処が好きなの?」

「んー……あ、前にお外へ連れてってくれて、一杯お水があったの!」

「「「「え?」」」」

 その場に居た全員の声が被って、視線が流へ向かうが、全力で知らないという素振りをする。

「……それはいつの話?」

「んー……忘れたー」

 ガクリと項垂れそうになるのを堪えて、ヴィヴィオの頭を撫でて立ち上がる。まぁ、多分何かと勘違いしてる……と思う。だけど、変な空気だし……良し。

「お腹すいたしご飯食べましょ」

「「わーい」」

 苦しいかなーとか思ったけど、スバルとヴィヴィオが食いついてくれて良かった。なのはさんもいいよってジェスチャーを出してくれたし。流もこの空気から抜け出せると分かってホッとしてる。

 でも、外へ連れてって貰った、ね……。

 まぁ、わかんないことだらけだ、仕方ないさ。

 ――――

 震離を除いた六課残留メンバーとヴィヴィオとで食事を取ってる。何か震離の奴は色々調べたいからって色んな所を回ってるらしい。しかも何かリインさん曰く突然廊下で頭打ちつけたとか言ってたけど、何してんだアイツは?
 まぁ、ある意味いつも通りなんだろうけどさ。

 ふと視線をなのはさんとヴィヴィオに向けると、二人共嬉しそうというか、楽しそうだ。まぁ、ヴィヴィオにとっては母親が見つかったわけだし、なのはさんもそのつもりなんだろうケド。
 いっその事しっかり引き取っちゃえばいいのに……なんて思う、だけどそれは第三者の俺だから言える話であって、本当の所は難しいんだろう。なのはさんの現状を見るに忙しい人って言うことは誰が見ても分かるし。
 
 ヴィヴィオになにかあるのは分かるし、今六課でも色んな方面で調べてるらしいけど。間違いなく普通の女の子ってわけじゃないだろうし。何よりヘリ潰したあの人が、人質としてわざわざ連れて行こうとしたもんなー。

 まぁあんまりこういう事考えても良くないか。

 とりあえず、食事を取り終えて仕事を片付けようと思ったら。

「響に質問なんだけどいいかな?」

「? 何でしょう?」

 そう言われて、なのはさんのデスクに向かう。そして、とある資料とデータを見せられて……。あらま。

「これ、何か分かるよね?」

 ちらりと、スバル達の方を見てこっちに意識が向いてないことを確認してから。

「……流
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