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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第36話 親子
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は首を傾げて困惑してた。まぁ、この歳で保護責任者とか言われても、理解出来ないのが普通だよね。俺もギンガも苦笑い。
それを聞いてスバルがウンウンと頭を抱えて悩んだかと思ったら。何かをひらめいたらしく。
「つまり暫くなのはさんがヴィヴィオのママだよって事」
それを聞いて、流となのはさんを見上げた。そして、なのはさんの方を見て。
「……ママ?」
不安そうに、小さく呟いた。それを見てスバルが慌ててるのを尻目に。なのはさんがヴィヴィオの側へと座り。
「いいよ、ママでも。ヴィヴィオのママが本当のママが見つかるまで、なのはさんがママの代わり。ヴィヴィオは……それでもいい?」
不安そうに流の膝から降りるがズボンの裾を掴んだまま、不安そうになのはさんを見上げる。それを見て微笑むなのはさん。
「……ママ?」
「はい、ヴィヴィオ」
それでもまだ不安そうに裾を掴んでる、そして。
「……ママ」
「なあに?」
みるみるうちに顔がグシャグシャになって、なのはさんの元へ駆け寄って抱きついて、大声で泣いた。
「え?! あ?! え?!」
突然の事態に慌てるスバルを尻目に、流の表情も嬉しそうにしているのに気づいた。そして、大声で泣くヴィヴィオを優しくなでながら、なのはさんはずっと抱き続けてた。
そして、落ち着くまで側に着いていると、不意にヴィヴィオがなのはさんの手から離れて、流の元へ行き。
「流は?」
「何が?」
コテンと首を傾げるヴィヴィオに合わせて、流も首を傾げる。
「流のママ」
一瞬時が止まる。
と言うより、吹き出しそうになる口を慌てて抑えた……スバルのな!
俺も流も……いや、流はなんか変な汗をかいてる。 俺となのはさんは目が点になるけど。先になのはさんがもとに戻って。やたらとニコニコと笑みを浮かべて。
「流ー。ママって呼んでもいいよ〜」
一瞬なのはさんと目があった。悪戯心でやったんだろうけど……、うん。乗ろう。どうせ恥ずかしがって、言わないだろうし。ちょっとこういう時の対処を学ばせよう。
なんて考えてると、流も元に戻った。意味は伝わってるらしく、顔が赤い。恥ずかしさを誤魔化すようにヴィヴィオの頭を撫でて。
「……その、お母……さん」
また時が止まった。
言った方は、多分冗談に乗ったんだろうけど、言われた方は逆に、予想外だったらしく、徐々に顔が赤くなって、
「え、あ、ごめんね流?」
ぎこちなくなってしまった。見てるこちらもなんとも言えない感じになる。そんな中で。
「流、そこはママって言わないと」
ワンモアなんて言うスバルをシバいて、この状況を理解出来
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