暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第35話 勢い余って愛を、一歩前進していく
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たようにエリオとキャロは呼び捨てになった。初めはさん付けで呼んでいたけど、2人がそれは恥ずかしいから辞めてと言ったみたい。そして、ここでも震離が後押ししたみたいで、2人を呼び捨てにした。
 勿論隊長陣も下の名前とさん付けで呼ぶようになった。初めの方こそ隊長陣は流石にと遠慮してたけど、そこはヴィヴィオが無茶言った関係で、なのはさんとフェイトさんは直ぐに終わった。
 だけど、ギリギリまで、はやてさんの事は部隊長と呼んでたけど、最終的にはやてさんの嘘泣きで突破してた。見えない所で、すっげぇ悪い顔してたけどなー。

 しっかし、ここ2日の間観察してて思ったんだけど、こいつら距離近いよなー。まぁ、いいんだけど、さ。

 ちなみに今日は流の復帰もあって、朝練の間、俺と震離とかち合ってる。ようやく流のスタイルにも介入しようというなのはさんの考えだ。実際流もいろんなことを見て、その中から選びたいって言ってたしね。

 遠くでブザーが鳴り響き、急いでなのはさんの元へ。そして。

「はーい、全員集合。じゃあ、朝練はここまで。今日は目立ったミスもなく、いい感じでした。今後も、この調子でね」

「ありがとうございました!」

 今朝はこれで終わり、後片付けをしながら寮へと帰る用意をして、その中での話題は。最近になって解禁されたセカンドモードについての話。
 ふと視線を後ろに向けると、震離と流が何やら魔法陣を展開してるのが見える。それにつられてなのはさんも2人の元へ。

「変化の少ない私やキャロはともかく、ティアとエリオは大変そうだよね」

「形から変わっちゃいますし」

「あたしは別に。ダガーモードはあくまで補助だしね」

『Yes』

 フフンとちょっと嬉しそういうティアとクロスミラージュ。なのはさんと話をしているせいか最近のティアは捌くのが面倒くさくなってきた。徐々に近づけない戦闘を取れるようになったし、近づいても決めきれないしねー。
 ふと、前を歩くエリオの頭を撫でながら。

「複雑なのはエリオの方でしょ」
 
「ストラーダのセカンド、過激だもんね」

『Wirklich?(そうでしょうか?)』

「わたしは格好いいと思うよ。ストラーダ。」

『Danke sch?n, mein Fr?ulein.(ありがとうございます、レディ)』

「ストラーダと一緒に鍛えていきます。頑張ります!」 

 グッとガッツポーズを取るエリオの頭をワシャワシャとティアが撫でてる。いやはや、いいよなぁ。俺なんて花霞貰ってもあんまり使ってないしねー。いや、使うんだけどなんというかまだ慣れないんだよね。
 
 でも、いいなぁ。こんなにもメキメキと実力が上がってて。羨ましい。だけど、俺は俺の出来ることを最大限にすればいい
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