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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第35話 勢い余って愛を、一歩前進していく
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わけだし。
ただ、それにしたって人多すぎて、ちょっとっていうのはある。まぁ、今回の件で今日は訓練を中止。隊長陣は流の様子を見た後はそれぞれ今回の件の収拾に当たる。
なのはさんは適切な訓練だという証拠の資料作成。
はやてさんは聖王教会に行って今回の件の細かい報告と情報収集。
フェイトさんは、シスター……もとい、マリ・プマ−フの情報を集めるために本局へ。
で、今日。もし、もう一度出撃とかになって、隊長陣の誰も戻ってきていない場合は、管制指揮をリインさんと、シャマル先生が、現場指揮官を俺とティアで執るとかいう、胃を持っていかれるんじゃないかっていうくらいの責任が伴う事を言われました。
これを聞いて、俺とティアは、2人で本気で祈りました。今日はもうこれ以上何も起きませんように、と。実際、シャマル先生曰く、完全に今日の奏はアウトと言うか、もう駄目らしい。実際無理やり出張って来た時も強めの薬を打ってから出てきたらしいし。
で、そんなこんなで医務室へ入ると。2つのベッドが使用中……というかカーテンで区切られて、片方は電気を切って、もう片方は電気がついているのが分かる。皆で適当に開いてる場所へ移動している間に、そろーりと、シャマル先生が片方を覗いて、安堵の表情を浮かべる。多分電気が切られている方は奏なんだろう。と言うか朝のままだしね。そして、シャマル先生が真ん中のカーテンを覗いて。
「あ、起きてる」
そう言ってゆっくりとカーテンを開けると、申し訳なさそうにベッドの上に座る流がそこに居たんだけど……。なんで震離さんは流の膝の上で突っ伏して寝てるのさ? まぁ、それはさておいて。二人共目元が赤いのもこの際置いといて……。
「……えーと、流……本人やんな?」
あ、はやてさんが言った。やっぱり偽物というか取って代わられてたからか、明らかに警戒してるなこりゃ。だけど、流のあの様子は……。
「……はい。叶望さんと戦闘している最中に意識が戻りました。そして、その結末は叶望さんと同じです。ですが……」
ベッドの上で静かに頭を下げる。一瞬ホッとしたけれど、まだ安心出来ない……そう思って、キャロの方を見ると、安心したような表情を浮かべていた。
いや、それよりもあそこで震離が安心しきった顔で寝ている時点で答えは出ていたのにな。
「なんて謝罪をすればいいか、その」
頭を下げながら言葉を続ける。そのままはやてさんが側へと行って。
何か、様子が違うような……? あの顔は……あ。
「謝罪はええ……ええから。流。これ着てくれへん?」
「……ぇ?」
スッと、どこからか取り出した洋服……と言うかあれ、白い制服みたいなものを取り出したけど……、何か何処と無くなのはさんのバリアジャケットとい
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