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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第35話 勢い余って愛を、一歩前進していく
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「……だって……だって……震離さんが断った……じゃないです……か」

 



 ん?



 
 お、落ち着け私! まて、え!? はぁ!!?? 断った!? え、いつ!? と言うか、そもそも告白したこと……。

 
 あ゛。


 合ったわー……。そう言えば一度口が滑ったこと合ったわー……。いや、待って、落ち着け震離。今なら取り返せる。大丈夫、私なら出来る。

「……違うよ流。あの時は順序をすっ飛ばして言ったからね……だから改めて言うよ。愛してます」

 あ、ダメだ。何か軽い人みたいに見える。やっぱ、駄目かなー。告白なんてしたことも、見たこともないしなー、なんて思いながら、流の顔を見ると。凄く真っ赤……と言うか茹でダコかな? って思う程赤くなってた。あわあわとしながら、上目遣いで私を見てから。

「……年下ですよ?」

「うん。知ってる」



 ――side奏――
 
「……年下ですよ?」

「うん。知ってる」

 その後小さなリップ音が聞こえてきて、勿論その意味が分からないほど子供ではないので……。





 キャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!


 

 あらあらあらあら、まぁまぁまぁまぁ!!! まさか、昔あんなにも、人に興味無いって言ってた震離が! 人付き合いの苦手そうな流が!
 まさか、そんな、キャー!!!

 いやーでもまさか。予想すらしてなかった。

 ……でも、具合悪い中でこんなテンション上げて……正直限界なんだよね……。今日久しぶりに制限外して、本気で撃ったのに壊れなくて悔しくて、撃ってる最中に壊れないのが分かって、涙出てきちゃったし。

 まぁ、無事? に助かったから良かったけどなぁ……。

 そう言えば、なんで流の髪の毛あんなに伸びてて、響のバリアジャケット羽織ってたんだろう……。結局……その辺……あんまり聞いて……無かった……。でも、めでたい……なぁ。



――side響――

 部隊長室行ったら誰も居なくて、司令室に居ないかな−と思って寄ったら誰も居なくて、もういい食堂へ行ってやると思ったら、皆居た上に、シャマル先生も食事を食べてる最中でした。

 まぁ、すれ違いはいいんだよ。それはいいんだ。広いしね。

 誰か連絡よこせよー。

 で。

「……何か変わった事はありました?」

 ついた頃には皆ある程度食べてたので、一人寂しく食事を取ってたら、3隊長がわざわざコチラに来て、更にティア達も近くの席に着いて、何か胃が痛いわ−とか思いながら、カレーをつつきながら、とりあえず聞いておく。勿論答えられる範囲で良いですって言ったけどね。

 で、話を纏めると今回の件。
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