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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
第6話 気高き女騎士は、絶倫と執念に乱れ狂う
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悟する暇さえなく。

「ぁあぁはぁあぁぁあーッ! ひ、ひぃ、ひぃあぁぁあぁあっ!」

 ラフィノヴァは再び快楽による絶叫と、厭らしい水音を――この水浴び場に響かせるのだった。

 ◇

「ぁああぁッ……はぁ、ぁああッ……!」

 ――それからの性交は、ますます激しさを増し。ようやくゾゴルドの責めが落ち着いたのは、15発目の膣内射精を終えた頃であった。

 仰向けに力無く倒れ、天井を仰ぐラフィノヴァの肢体に滴る汗は、男を誘う匂いを放ち続けている。その荒い吐息と、身体の揺れに応じて弾む白く豊かな双丘が、性交の激しさを物語っているかのようだった。

「ククク、1人の女をこれほど激しく抱いたのは俺も久しぶりだったよ。……ほら、お掃除の時間だぜ」
「はむっ……ん、ちゅうっ、れるっ……」

 その白い裸身に馬乗りになり、未だに衰えない剛剣を突き出す副官は、ラフィノヴァに「奉仕」を命じる。理性が吹き飛ぶほどの快楽を絶えず味わい続けた彼女は、朦朧とした意識のまま――剛剣を巨峰で挟みながら唇を押し当て、丹念に舐めしゃぶっていた。

「れろ、ちゅぱっ……んちゅう、れるっ、れろぉっ……んふぅ、ちゅっ、ちゅうぅっ……」
「……ククッ」

 毅然とした面持ちで両手剣を振るい、帝国軍の侵略にも気高く抗う、誇り高き女騎士。そんな絶世の美女が今、快楽に酔い痴れた表情を浮かべ――自分の逸物を胸で扱きながら、激しくむしゃぶりついている。
 その圧倒的な征服感に打ち震えるゾゴルドは、ブロンドの髪に触れるだけで淫らな反応を示す彼女への興奮を――再燃させていた。

「ちゅうっ、れるっ……あぅっ!?」
「……ホントはここまでにして、あとの連中を捕まえに行くところだったんだがなぁ。予定変更だ、あんたは孕んでも犯す。まだまだ犯し抜いてやる」
「ぅ、はぁあっ……!」

 乳房に滴る汗を舐め取りながら、その頂を吸い――そそり立つ先端に舌を這わせ、舐めしゃぶる。それだけで果実を揺らして達してしまう肢体は、オスの本能をさらに狂わせていた。
 ゾゴルドは暫し、ラフィノヴァの巨峰を舌先で堪能した後――再び彼女の股を開かせ、その最奥に剛剣を突き込もうとする。彼女の肢体はすでに、彼の形も味も教え込まれており――抵抗の無意味さを思い知らされていた。

「ラフィノヴァーッ!」

「……!」

 ――の、だが。

 突如、この水浴び場に響いてきた「邪魔者」の声が届いた瞬間――快楽一色に染められていた、女騎士の眼に変化が現れる。

「なんだぁ? ったく、お楽しみの邪魔を――!?」

「はぁっ、ぁ――ぁあぁあぁあぁッ!」

 その異変に気付いた副官が、気だるげに立ち上がり――「邪魔者」の方へと注意を向ける瞬間。

「|聖国式闘剣術《せいこく
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