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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
第5話 男勝りな女戦士は、手錠と足舐めに乱れ狂う
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、その一撃だけで彼を地下牢の外まで吹っ飛ばしているところだった。自分より弱い者を集団で襲うばかりの卑劣な帝国軍に、彼女の力が屈するはずはなかった。

「ふへへ……れろぉっ……いい味だぁ……いい匂いだぁ……!」
「や、やめっ、舐めるなっ……ん、んんっ!」

 だが、今の彼女では雑魚であるはずの兵士1人さえ蹴り飛ばせず。振り上げた脚を簡単に止められたばかりか、足指や足裏を丹念に舐められ、くぐもった嬌声を漏らしている。
 足などという箇所を男に舐められていることと、自分の反撃を容易く封じられたことによる二重の周知に頬を染め、身悶える彼女の姿は――周りの帝国兵達に、媚薬の効果を確信させるには十分過ぎるほどであった。

「……よっしゃ俺達も続けぇえ! 生意気な女戦士に、男の強さって奴を隅々まで叩きつけてやるぜぇっ!」
「うおっしゃあぁああ!」

「ちょ、ちょっ、待っ――あぁっ、ひ、ひぃぃいっ!」

 蹴りすら満足に放てなくなった今の彼女なら、恐れることは何もない。男達は一斉にベーナゼットの肢体に群がると、その全身を無遠慮に弄び始めるのだった。
 乳房の先端を弄り、吸い付き、たわわな感触を愉しみ、舐め回し。腋や脚、秘所にまで舌を這わせ、思い思いにむしゃぶりつく。乱暴な言葉遣いには見合わない、薄い桜色の唇を奪い――口の中まで犯すように舌をねじ込み、ねぶる。

「んふぅぅうぁあぁあっ! あ、あはぁあっ、ひぃいいっ!」
「エロい身体見せつけやがってよぉ! 一目見た時からずっと、こうしてやりたかったんだぁ!」
「女をナメてると……どうなるんだっけなぁ!? うなじもタァーップリと舐めてやるよぉ……れろぉっ!」
「ひぅうぅッ!?」

 ベーナゼットという女の全てを、陵辱し征服する男達の暴威に、彼女はただ打ち震え、喘ぐしかない。不本意な快感でありながら――否、不本意な快感だからこそ高まる背徳の感情が、彼女に秘められた「オンナ」としての色香を引き出していた。
 うなじも頬も首筋も、二の腕も掌も指先も、太腿も脹脛も。肌という肌を、隅々まで舐めしゃぶられ憔悴して行く彼女の秘所に――やがて、その時(・・・)が訪れる。

「良い声で啼きやがって……たまらねぇぜ。孕むまで出しまくってやる、覚悟しなッ!」

「や、やめっ――ひぃあぁあぁあはぁあぁあっ!」

 全身を責め立てる帝国兵達の舌技と前戯により、否応なしにオスを受け入れる準備を進められてしまったベーナゼットは――その膣内に男の剛剣を、難なく受け入れてしまった。
 理性を溶かすほどの快感が濁流となって襲い掛かり、彼女は豊満に実った果実を上下に揺らすと。意に反した嬌声を轟かせながら――無意識のうちに自ら腰を振り、自身の身体でオスの逸物をしごいてしまう。

「おらおらッ、どうだ俺の味
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