父と娘と男と女D
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で分かったの。お父さんが格好いい訳が」
え!?お父さんは一緒に行ってないのに?
「魔界ってね、凄く空気が重くて怖い所だったの。でも、お父さんが一緒だったらきっと怖くなかったと思うの。いつもの様におチャラけた雰囲気で和ませてくれると思うの」
「そうなのよリュリュ!私達お父さんと旅をしててダンジョン内で怖いと思った事ってそんなに無いの!お父さんが居るってだけで安心感があったのよ!」
確かに…いつも安心感はあったけど…
「ティミー君は真面目だけど…真面目すぎるの!でも、そこがティミー君の良い所だから落ち込まないで、元気出してね!」
あぁ……………
今日は散々な1日だ……………
もう疲れた……………
リビングでは僕のヘタレっぷりで話が盛り上がっているが、僕はもう寝ます………
・
・
・
朝起きたら、枕の横にパンツと一緒に1枚のメモが…
『元気出してね、お兄ちゃん。私の脱ぎたてパンツを好きに使っていいからね!最愛の妹ポピーより?』
…………………………
アイツ大嫌いだ!!!
ティミーSIDE END
<グランバニア>
リュリュSIDE
昨晩はグランバニアにお泊まりしました。
やっぱりお父さんは王様なんですね…
客間のベットなのに、凄く柔らかくて寝心地がいいです。
朝起きたら、卵にヒビが入ってました!
壊れちゃったのかと思ったけど、中でカタカタ音がします。
生まれる寸前の様です。
みんなに知らせようと、卵を持ってリビングルームへ行く途中、大声で怒っているティミー君に遭遇!
凄い勢いでポピーちゃんの部屋に怒鳴り込んで行きました。
でも、すぐに顔を真っ赤にして出てきちゃったの。
私もちょっと中を覗いて見たら、コリンズ君とエッチしている最中でした!
鍵くらい閉めればいいのに…
私は気を取り直してお父さんに報告!
「卵から赤ちゃんが出てきそうなの!」
「うん。可愛いのが産まれると良いね」
お父さんは優しく頭を撫でてくれました。
お父さん大好きです。でも、親娘だから結婚は出来ないんだよね…残念です。
暫くして卵の中からエスタークさんを小さくした子供が産まれました。
お父さんがそれを見て、
「可愛くないなぁ〜」
だって。
そうしたら小さいエスタークさんが、
「何でしゅか!しょの言い方は!初対面で失礼でしゅよ!」
って。
私は可愛いと思います。
協議の結果『プチターク』に名前が決定しました。
ビアンカさんのネーミングセンスって可愛いです。
あぁ、楽しい1日だった…
また、みんなと一緒に冒険したいなぁ…
今度はお父さんと一緒がいいな!
リュリュSIDE END
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