父と娘と男と女D
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ちょっと可愛いな!
「お父さんアレでしょう!私に彼氏が出来て処女じゃなくなってるから、私の意見に反対するんでしょ!」
「おいおい…酷いなぁ…確かに、父離れをした非処女の娘より、悪い虫の付いてない処女の娘の方が可愛いけど…」
言わないよ普通!
本人達の前で、娘達の前で、母親達の前で…そう言う事言わないよ!
「何よ!分かんないじゃない!もう、処女じゃないかもしんないじゃない!男、沢山侍らせてるかもしんないじゃない!!」
「わ、私まだ処女です!!」
思わず叫んでしまい顔を赤くして俯くリュリュ…
よ、良かった〜…リュリュまだ処女だったぁ〜!
「何、ホッとした面してんだ!」
コリンズ君が小声で話しかける。
「うるさい、黙れ!」
ニヤけ顔のコリンズ君がムカつく!
「なに?彼氏の一人も居ないの?」
「居ません!」
「好きな男性は?」
「好きな人は…居ます…」
何!?誰だ!?誰なんだ!?
「ねぇねぇ!誰よ!?教えなさいよ!もしかして…『お兄ちゃんが好き?』なんて言う?」
だったら嬉しい!本当に嬉しい!
僕も告白してしまう!
「おしいけど違います…」
え!?
「じゃぁ誰よ!」
もういい!ポピー、もういいから!!ヤメロ!聞きたくない!!
「…お、お父さんが好きです?」
………………………………………
「また、アンタか!!!」
思わず叫んでしまった…
分かってる…理性では分かってるのだが…
「ど、どうしたのティミー君!?」
驚くリュリュ…
「し、失礼…でも、何でお父さんはそんなにもてるんですか!?チャランポランで、至る所で愛人つくって、子供までつくって…」
「あはははは!1個も言い返せない!でも何でだろうね?」
このチャラいノリがイラつく!
「ご、ごめんね!ティミー君が怒るとは思わなかったから…ごめんなさい…」
「いや…リュリュのせ「しょうかないのよリュリュ!ティミーはリュリュの事が大好きなのよ!」
「え!?そうなの?」
「………はい……初めて会った時からずっと…」
こんな形で告白するなんて………
「やっと告ったか!このヘタレめ!」
僕はポピーを睨み付ける。
「ヘタレも何も、兄妹なんだぞ!告れるわけないだろ!」
「何で兄妹だと告れないのよ!?兄妹だろうが親娘だろうが、好きだったら好きって言えば良いのよ!」
「い、言えるわけないだろ!!」
「そうよね、アンタには言えないわよね!『兄妹だからそういう関係にはなれません!』って断られたらイヤだもんね!」
そうだよ!兄妹なんだよ!僕等は…
「守りに入ったムッツリスケベだからもてないのよ!何も言わず、何も言えず、ただひたすら思い焦がれているからもてないのよ!」
「あのねティミー君。私、魔界へ行った事
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