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リュカ伝の外伝
父と娘と男と女D
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ンコ隠してなければ格好いい台詞なのに…その姿じゃぁ…」
こ、この女は〜!!
(ガチャ)
脱衣所の扉が開き、リュリュが姿を現す。

「ごめんねティミー君。…どうしたの?随分騒いでたでしょ!内容は分からなかったけど、ティミー君の声聞こえたわよ!」
「な、何でもないよ!!気にしないで…」
僕は慌てて誤魔化した。
こんな内容話せる訳がない!

「…うん…分かった…あの、ティミー君…」
リュリュは納得してないのか、俯き口籠もる。
「何?どうしたの?」
「あ、あのね…ティミー君さっき…自分の服掴んで出て行った時にね…あの…私の…パンツ…一緒に持って行っちゃったの…」
…………………………

「何アンタ!?妹のパンツ、股間に押し当ててんの?どんだけ変態なのよ!?」
「ご、ごめん!!い、今か「ティミー君!落ち着いて!兎に角脱衣所へ入ってからでいいから」
僕は慌てて脱衣所に入る!




「…で、ティミー!パンツは返したの!?変な事に使わなかった?」
ポピーの台詞でリビングのみんなが僕を見る。
「か、返したよ!」
返したけど…ちょっと変な事に使ってしまいました…ごめんなさい…

「ポピー!ティミーを苛めるのはヤメなさい!純情男子なんだから!」
お父さんにフォローされた…屈辱です。
「それよりリュリュ!お父さんはパンツよりも、その抱いてる卵の方が気になるのだが…?」

「だから言ったでしょ!地獄の帝王エロティックよ!」
「も、いい加減にして!エスターク様だから!」
バトラーが涙目だ…可哀想…
「アンタもいい加減分かりなさいよ!ワザとだっつーの!」
何でコリンズ君はこんな女に惚れたんだ?

「ちょ、まって…さっきの地獄の帝王の件って本当だったの!?」
「お父さん本当なの!そして、この卵がエスタークさんの子供なの」
「何でそのエスニックの子供を、持って帰って来ちゃったの?」
「こ、この親娘は〜………」
怒りに震えるバトラーを無視してお父さん、ポピー、リュリュは話を進めてく。

「だってポピーちゃん、この卵を壊そうとするのよ!」
「何言ってるの!地獄の帝王よ!人間を滅ぼそうとするかもしれないじゃない!」
「そんなの分からないじゃない!…あんな洞窟の奥に一人で居たら、性格も歪んじゃうかもしれないけど、みんなで仲良くすればお友達になってくれるわよ!」
リュリュは優しい良い子だ!

「うん。お父さんもリュリュの意見に賛成だ!将来邪魔になるからって殺してたら、光の教団の魔族達と同じだよ」
確かにその通りだ…まだ幼い勇者を捜す為に世界中の子供を攫って奴隷にしてたんだ…
お父さんも被害者の一人だ!

「むぅ!…分かってるわよ!リュリュが正しい事は…」
ポピーは頬を膨らませむくれる。
あ!
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