暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第4話『ディスペア・リフレイン』
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ば充分だ。取り調べは以上だ。このデータは裁判で使われるだろう。」
照井は最後にそう言い取調室から出て、所長を独房に入れる。

その日の夕方、雅は意識を取り戻す。
「っは!?」
意識を取り戻した雅は転移魔法でゴジラと出会った場所に向かった。
“ありがとう、ミヤビ。おかげで息子を取り戻せた。”
ゴジラは頭を下げた。
“よかった。それで、わが国の人工島で暮らす話についてですが。”
“いいよ。そこで息子を安全に育てられるなら。”
“わかりました。それでは、場所を案内します。”
“大丈夫!リンディが教えてくれたから。”
ゴジラはベビーゴジラを頭に乗せて海を渡る。
「よかった…」
雅は安堵する。
「雅、大丈夫だった?」
そこにフェイトがやってくる。
「フェイト!?奴らに何もされなかったか!?」
「うん。大丈夫。それで、あの時照井刑事が保護した子なんだけど…」
「彼の名前はエリオ・モンディアル。ベルカ人を使ったプロジェクトFATEの研究で生み出された子だ。」
「そうだったんだ…」
「それで、今なのは達が作っている機動六課の職員に採用する方法を考えているんだ。」
「機動六課に?」
「そうだ。エリオ君は史実でも機動六課のライトニングに所属している優秀な龍騎士だ。今から精神カウンセリングを行えば、きっと機動六課の職員になれる。フェイトに任せていいか?」
「任せて。私の方にはキャロもいるから、上手くいくと思う。」
「それにしても、フェイトが無事でよかった。」
「雅こそ、大丈夫だった?」
「…大丈夫。僕は装填の守護者だ。本来、あんな風になってはいけないんだ。」
雅は涙を堪えるように言う。
「ごめんなさい、雅。」
そんな雅をフェイトは抱きしめていた。

「それにしても、嫌な事件だったね。」
「そうだな。まさか雅があんな風になるなんてな。」
フィリップと翔太郎は書類を纏めながら言う。
「どうだ?書類は纏まったか?」
「悪いな劉鳳。今回の事件は実情把握に時間がかかりそうだ。」
「そうか。終わったら持ってきてくれ。俺達は引き続き研究所の施設調査を続行する。」
「ああ。書類は任せておけ。」
この事件が残した爪痕は、あまりにも深かった。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「最近現れるこいつらは何なんだ!」
「まさか、インベーダーが現れるなんて!?」
「奴らの目的は!?」
「機械と融合した!?」
「あれは…真ゲッタードラゴン!?」
次回『爆進!邪悪なる侵略者』希望を紡いで、全てを救え!
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