暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第33話 大好きな6色、嫌いな1色
[2/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
で、巨大な魔力反応。しかも既に結界まで張られたとある。
『ロングアーチより、ザフィーラさんから連絡がありました。
流
(
・
)
がヴィヴィオに手を出そうとした所を阻止、同時にヴィヴィオの保護に成功。隊舎内に退避したとあり!』
各員のデバイスよりロングアーチ……いや、時雨の声が聞こえる。そう言えば今日は居ないって言ってたな。ということはあの4人が管制を担当するということ。本来の面子が帰ってくるまでは戦力としては頼れないな、クソ。
「内部の情報は?」
『黒い結界故に内部観測不可能。そして、推定Sクラスの障壁と判断されます!』
それを聞いて自然と舌打ちする。一緒に向かってるなのはさんやフェイトさんも同じ気持ちらしく、苦々しい表情をしている。
しかも一瞬でそんな障壁を張れる。相当不味い事になっているということだ。力を溜めて真っ直ぐ逃げられたりする可能性もある。リミットを外す選択肢もあるだろう。だが、それを発動するにはデメリットがある。
一つ。こちらの封印ミスと取られた上に、隊舎襲撃とも取られるこの行動。危機管理不足と言われるが、これは相手がロストロギアということを考慮すれば、まだなんとかなる。
そして、これが一番の問題だ。リミッターを外せばもう六課としては後が無くなることになる。先日のヘリ撃墜の際に既になのはさんのリミットの解除はされてしまっている。この短期間でもう一度外すわけには行かない。それはフェイトさんも同じ。外せばきっと結界を破壊することは可能だろう。だが、今後の戦いを考えれば、得策ではない。
更には、増援を呼べば、六課の意義が無くなるようなものだ。ただでさえ戦力過多とも言える程の力を持った部隊が、増援を呼ぶ。それはつまり自分たちでは解決出来なかったと証明するような物だ。
ただでさえ実験部隊なこの部隊。常にギリギリで運用されてる上に地上部隊ということを考えれば、即時解体もあり得る。
この場合は、俺達の手で結界を破壊すること。勿論リミットを外しての事だ。はやてさんを含めた隊長陣の5人の承認は降りないだろうし、その手札は切れない。だが、奏達のリミット解除には関係ない。多少の制限はあるだろう。だが、その権限は
はやてさん
(
部隊長
)
ではなく。各隊長が所持している。
(奏? こんな時にすまん)
(……大丈夫。鎮痛剤とか打ってもらったら直ぐに行くよ。それより震離は?)
(わからん。さっきから連絡がつかない。それじゃすまない。待ってる)
(……うん)
念話で奏と話をする。それだけで奏の不調が伝わってくる。本当は出したくないだけど、優夜達は物理的に動かせない、そして、震離にもつながらないとなると。頼れるのは奏だけだった。
「なのはさん、フェイトさん。奏と震離のリミット
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ