暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第32話 不可解な行動、そして警報。
[10/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
へ向かう。その道中。
「あ、響ー」
「ん? あぁ、リインさん。おはようございます」
ふよふよと浮いてる小さな上司こと、リインさんに向かって会釈して顔を合わせる。
「肩に乗ってもいいですか?」
「えぇ構いませんよ。で、どうされたんですか?」
ふよふよと俺の肩にちょこんと座る。姿形は小さいし、年下になるんだろうけど、普通に俺よりも階級上だしね。ちゃんと丁寧に接する。
リインさんもそうだけど、この部隊って凄いよなー。階級とか、部隊長って事に固執する人多いのに、大体が会って挨拶したら、名前とさん付けでいいっていうんだもんなー。普通の部隊なら基本的にアウトだし、しばかれる対象になるし。
「流の髪をセットしたのは響だって聞きましたけど、どうやったんですか?」
「なんてことはありませんよ。ゴムとピンだけの簡単なやつですし。いやまぁ、なんで知ってるのと聞かれたらなんともいい難いですが」
ハハと乾いた声が口から漏れる。まぁ、普通に考えて髪型セット出来る男なんてキモいとか思われそうだしなぁ。
「そんなこと無いですよ。はやてちゃんも器用だって褒めてましたし」
「ありがたいような、そうじゃないような……。まぁ、現実逃避したかっただけなので、はい。そう言えばお一人って珍しいですね。どうかされたんですか?」
ちょっと気恥ずかしいので、話題を変えるために気になったことを聞いておく。いつもリインさんは八神家の皆さんの内の誰かか、ロングアーチ組の誰かとよく行動を共にされてる。まぁ、訓練すること多いから見てないだけかもしれないけれど、一人っていうのは個人的には珍しい事だから。それにふよふよ浮いてるのも疲れそうだしね。
「そうですねー。今日はシグナムとヴィータちゃんが外回り。はやてちゃんは朝から教会に連絡を取ったりですし、シャーリーは昨日から本局へデバイスの資材を取りに言ってますし、アルトとヴァイス陸曹はヘリを受け取りに、グリフィスとルキノは陸士108部隊へはやてちゃんからの用事を済ませに。それで私は今日一人なんですよ」
「……わーお。ロングアーチの主力が全員居ないって……大丈夫なんですか?」
あははーと笑いながらなんて事無いようにいうリインさんを尻目に、真っ先に素の感想が漏れた。
いや、でも……。
「大丈夫ですよ。今日から紗雪達が復活するので、ロングアーチは安泰です!」
「……でもあいつら事務員でしたよね? 大丈夫なんですか?」
「……うーん。響ですから言うことですけど。六課が稼働して、初出動になった時、やっぱり皆初めは上手く行かなかったんですけど。あの4人が管制室に入ってきて手を貸してくれたんですよ。終わった後は時雨が色々管制の基礎を皆に教えてたんですよ」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ