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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第32話 不可解な行動、そして警報。
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ああなんだろうと。そう考えてる。
けど、色々感じやすいキャロと、何かに気づいたであろう震離は、あの子が流じゃないと言った何かを見つけたか、もしくは考えた?
ふと気がつくと、隣に流が立っていて。
「響お兄さん。フェイトお姉さん。上着預かりますよ」
パッと両手を伸ばして受け取る体制を取ってる。直ぐに上着を脱いで、俺もフェイトさんも流に服を預けた。
「それじゃあ、2人で最後だから……終わったら食事を摂りましょう」
「「はい」」
言われるままに、ベッドに横になり検査を受ける準備を整える。
だけど、頭のなかでは震離とキャロの態度をずっと考えていた。
が。
「……痛い〜……もうやだ〜……」
カーテンで締め切られた隣のベッドから、半泣きの奏の声が聞こえてそれ所じゃなくなってしまった。
――――
あれから何事もなく検査が終わって、その事をフェイトさんがなのはさんに連絡。皆で朝ごはんを食べようという話になったんだけど……。
「なんでお前までここで食べてんだよ?」
「……別に、奏は大丈夫?」
「……死にたい。なんで今日はこんなに晴れてるのさ」
絶賛鬱になってる奏の食事と、厨房の人に頼んで作ってもらった生姜のスープ、そして、俺の分を持って医務室で食べてるわけなんだが。どういうわけか震離もここで食事を取ってる。まぁ、シャマル先生の話だと、何か様子がおかしいって言ってたからなぁ。
と言うかこいつ、皆の前だとなるべく普段通りを装って、俺らの前だとなんでこんな無愛想になるんだか……。
ちなみに流はスバル達とご飯食べてる……筈。スバルに懐いてたようだし任せておこう。
「で、震離は流を見て何感じたんだ?」
ある程度食べ終わって、何も乗っていない皿を重ねながら震離に質問する。すると、更にぶすっとしたかと思えば、食べかけのご飯を一気に掻っ込む。行儀悪いとは言わんが、女の子よ、それで良いのかよ?
食べ終わったと思いきや、トレイを持って。
「確証は無いからまだ言えない。じゃ」
「え、おー……ぃ。あぁ、行っちまったよ」
これだよ……震離の欠点というか、なんというか。言ってた通り確証がないと絶対に自分が懸念してることを言わない所。悪くはないんだが、こういう時は素直に言えばいいのに。俺だって、キャロの言ってたことが引っかかってんのにさ。
「……何か、合った?」
ぐでーっと机に伏せてた奏が首だけ横向いて、視線をコチラに向けてくれる。正直な所、相談したいんだが……。ここはぐっと堪えて。
「あるには合ったけど、今はまだ平気。ゆっくり休んどきな? ご飯は食べれそうか?」
「……スープでもう一杯……辛いよぉ」
幸いと
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