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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第32話 不可解な行動、そして警報。
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げて挨拶。そして、そのまま寮の方へ向かっていった。
「今晩から騒がしくなりそうだね?」
「えぇ、疲れそうですけどね」
本当にそのとおりだ。二重の意味で大変になりそうだし。皆揃ったら、クロノさん達から聞かされたことを伝えたいけど、今奏がダウン中だしなぁ。
そんなことを話してる内に目的地である医務室に来て、扉を開けると。
「やー、可愛いなー流ー」
「あ、あはは」
スバルが流を抱きしめて、エリオが気まずそうな表情でそこに居た。シャマル先生は何か資料を作成しているらしくモニターを展開して何かを打ち込んでる。
ふと、辺りを見渡すと、机に突っ伏してたであろう奏と、ここに居ると思ってた震離の姿が見えない。はて?
「お疲れ様でーす。スバルやー、苦しそうにしてるからそこまでにしとけよー」
「あ、響お疲れー、やー、流可愛いねー」
デレデレな顔で流を抱きしめるスバル。そういやヴィヴィオは今は無理だけど、受け入れてくれたのならうんと可愛がりそうだもんね。エリオはなんともし難い顔してるけど。
ふと。抱きしめられてる流と目が合う。途端に嬉しそうな顔で。
「響お兄さん」
「ん、どうかした?」
なんというか名前を呼ぶだけでも嬉しそうって感じだなー。フェイトさんも嬉しそうと言うか何というか、いい笑顔ですし。
「さ、エリオにスバル。戻って仕事。俺たちも検査終わったら多分朝ごはんだろうし、もう一踏ん張りだ」
「はーい……じゃ、流。またねー」
「失礼します」
「エリオお兄さん、スバルお姉さん、また」
敬礼してから退室する2人に手を振って送り出す。多分色々話して、また会えるって確信を得たんだと思う。だからこそこうやって笑って見送ってるんだろうし。
「よし、それじゃあ2人も上着を脱いで横になってね?」
「あ、その前に震離が何処に行ったかわかりません? てっきりここに居るもんだと思ってたんですけど?」
「うーん。ティアナよりも先に出てったわよ。ただ……」
チラリと視線を違う場所に向けたので、それを追う。その先には流がちょこんと座ってたけれど。
「何もしないで出ていったのよね……」
「「……嘘」」
思わずフェイトさんと被る。最初の予想ではスバルの様に流を可愛がると思ってた筆頭主が、何もせずに出ていったというんだから、驚いた。割と冗談抜きで今の流可愛いと思うんだけどなぁ。わざわざ髪型もセットしてるわけだし……。
――あの人は本当に……流さんなの?
ふいにキャロの言葉を思い出す。だが、あれが流でないとして、じゃあなんだ? 俺にはどう見ても記憶がない流にしか見えない。元々あんな感じの子だったんだろうと、あの子の根っこの部分が
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