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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第31話 もう一度の挨拶と違和感
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教えてな?』
「了解!」
その場で居た全員で、敬礼した後通信が切れた。
「さて、皆行こうか?」
そうして、皆でブリーフィングルームを後にした。
――sideなのは――
医務室に入ってまず目に入ったのは。
湯たんぽを膝下に起きながら、突っ伏してる奏の姿だった。
そう言えば、連絡聞いてたけど、本当に辛そう……。確か震離の話だとかなりキツイらしい……。
眠ってるようだけど、時折聞こえるうめき声で辛いのがよく分かる。
「奏さん……具合大丈夫でしょうか?」
「う〜ん。なんとも言えないね。シャマル先生ならきっとなんとかしてくれると思うけど、不安定らしいし、辛いと思う……」
震離から連絡を受けた時、なんというか説明を聞いただけで痛くなった。フェイトちゃんも同じだったらしく若干青くなりながらお腹を抑えてたし……。
「? 不安定って何度も来るんですか?」
「……え?」
不思議そうな顔で首を傾げるキャロを見て、私も一緒に首を傾げる。
「……キャロは、その。まだ来てない……?」
「? 来るって何が来るんですか?」
あー……なるほど。ということはまだ来てないんだね……。
「まぁ、うん……それは一端置いといて。シャマル先生は……」
「えっと……あ、あちらに」
無理やり話題を逸して。シャマル先生を探す。すると先に見つけたキャロが指をさす方向を見ると、カーテンを締めたベッドがある。視線を少し下げると、シャマル先生の脚が見えた。
声を掛けようと近づき、カーテンの側まで行くと。シャッと軽快な音と共に。カーテンが開く。
「あら? なのはちゃんにキャロ。おはよう」
「「おはようございます」」
何処か朗らかな笑顔で私達を出迎えてくれる。シャマル先生の後ろを見ると。不思議そうな表情で私とキャロを交互に見る少女……もとい流の姿が写った。
「……あの、初め……まして?」
何処か不安そうな様子で私達に声を掛けてくれる。ふと視線をずらすと、不安そうにシャマル先生の白衣を小さく掴んでいる。
そう言えば、フェイトちゃんが離れる時も寂しそうにしてたって言ってたなぁ。
「ううん。初めましてではないかな。私は高町なのは、こっちは」
「キャロ・ル・ルシエです」
それぞれ名乗ると、寂しそうに首を横に振る。響が言ってた通り記憶はなくなってるようだ。
「で、シャマル先生。流は?」
「……なんとも言えない。元々怪我の治りもバラバラだったっていうのもあるし、ロストロギアが原因なんでしょうけど、記憶まで無くなるのは分からない。だけど、体の調子は健康そのものなのよね」
はぁ、と小さくため息をつい
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