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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第31話 もう一度の挨拶と違和感
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ボッた流のインナーとズボン。花霞の和風の上着を羽織ってる。それが可愛くないだと?」
言ってて何だが、割と凄いことしてるな俺。固まるFW陣に対して、フェイトさん達から乾いた笑い声が聞こえたと同時に、座ってた震離が消える。それに合わせて、俺も動く。
出入り口の前で取り押さえて。
「行かせて! マジで行かせて! 見たいよおおおお!」
「ざけんじゃねぇ。せめて検査終わって医務室から出てきたからだ。今奏が向こうで死んでるだろうが」
後ろから羽交い締めにしてジタバタする震離を無理やり止める。
「くっそぅ! くっそう! せめて、写真を、写真を!
コレクション
(
・・・・・・
)
に追加を!」
「ダメだつってんだろう! つーかお前も持ってるんかい!」
「え、ほしいなら見せるよ。けど、あげないけどね!」
「……ねぇ二人共」
再び時間が止まったような感覚に、振り向いてなのはさんの顔を見ると、なのはさんがニッコリと笑ってる。そして、フェイトさんは少し離れて、4人を保護してる。うん。
「もう少し落ち着こうか?」
なのはさんの周りに、桜色のスフィアが現れて……。うん。
死んだわ。
――sideフェイト――
なのはが怒って、響と震離にお話をしている間に、キャロの前に屈んで……。
「大丈夫、響も言ってたけれど、大丈夫。責任があるとしたらしっかり調べなかった私達にあるから」
「……はい」
未だ涙目のキャロの手を取って大丈夫と声を掛ける。実際あの封印自体は完全に成功していた。封印をといた一瞬で効果を発動なんて、防ぎようがない。そう言えば、響があのロストロギアを受け取った時。なんか禍々しいと言っていたのは本当だったんだと、今になってわかった。
「それで、その……今日はどうするんでしょう?」
「そうだね。検査はする関係で、午前はデスクワークをして。もし何か、体に変わった事が起きたら直ぐに報告してね」
「「「了解」」」「……了解」
皆から少し遅れてキャロの返事も聞こえる。本当に気にしなくていいんだけど、キャロの性格を考えると、やっぱり難しいよね……。
ちらっと、なのはの方に視線を向けると、ちょうど終わったらしく、お話を聞いた2人が項垂れてた。
「さて、と。私とキャロが検査のトップバッター。医務室で待機って言われてるの。行こうか?」
「……はい!」
涙を拭いて、なのはの後を着いていく。それを見送って。
「さて、皆今日はこの前処理できなかった分を終わらせようか?」
「「「はーい」」」
ふと、腕を組んで考え込むような仕草をしてる響に目が移る。どうしたのかな? と声を掛ける前に。
「……ヴィヴィオになんて説明する
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