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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第31話 もう一度の挨拶と違和感
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けた流なんだけど……」
一拍置いて間を開ける。その間皆が息を飲む。その中でも震離は特に心配そうだ。
「現在女の子になって、記憶が無いみたいなの」
瞬間、殺気が飛んできました。勿論相手は対面に座る震離から。
「……手ぇ、出してないでしょうねぇ?」
「出すわけ無いだろうバカ。ただ、現実逃避ならした」
ジィっと睨む震離をよそに、皆の視線が俺に集まる。
「それに、第一に流の記憶が無くなってるみたいだからそっちの方も大変なんだよ」
しん、とブリーフィングルームが静かになる。なのはさんとフェイトさんには既に伝えてある。だが、ティア達4人は驚いており、震離にいたっては時間が止まったかのように動きを止めた。
「ただし、自分の名前はわかってる。だけど、性格は完全に別人みたいになってる。なんというか、幼い感じ」
机に肘ついて、頬杖しながら今朝の様子を思い出す。
「だから、前もって言うよ。初めて会う対応されるかもしれないけど、そういうものだと思って接してくれ」
そう話すけれど、皆の表情は暗いままだ。だけど、無理も無い。昨日の仕事の後、少し見ない間に女性になってるだけじゃなく記憶もないと言われれば。
ふと、視線を隣に向けると。
キャロが泣いてた。
「うぉ、大丈夫キャロ?」
慌てて頭に手を置くと、涙目で俺を見上げる。
「昨日、わ、私、失敗……したんじゃないかな、って」
ボロボロと涙を流しながらいうキャロを優しく撫でて、ハンカチを取り出す。
「それはない。実際昨日のあれ、なのはさんから満点って言われたじゃんか。それにさ、一瞬で発動するタイプだったんだろうし、あんなん対応しようがないよ。
それに説明では害がないって言われてたから、皆で研修って形になったんだし、キャロが失敗したからとかそういう事はないよ」
「で、でも」
「それにだ、皆で話してたら記憶は戻るかもしれない。必要だったらあれとってきて解析すりゃいいんだから。解決方法はあるよ。だから責任感じなくていいんだよ」
よしよしと撫でながら、ハンカチで涙を拭う。
「あと、記憶が戻ったらいいネタになるしな。間違いなく恥ずかしい黒歴史だろうし、後で皆で会うんだし。皆見たら可愛いっていうと思うぜ」
スターズ側がずっこけてるけど気にしない。なのはさんもフェイトさんも苦笑い浮かべてるけど、気にしない。
「はい、響質問」
「はい、なんですか震離?」
椅子に座り直しながら手をあげる震離にどうぞと手を伸ばす。
「可愛いのは知ってる。それでどうにかなる私だと?」
意味もなくどや顔で決めてる震離。いや申し訳ないんだが。
「現実逃避で、俺が髪型セット、少しダ
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