暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第29話 距離を詰めて、預かり物の封印を
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って……あぁ、そういう事。気がついたら居なくなってたから何処にいったか検討つかないよ」

 うーん……。ほしいと思ってた情報を得られず。ちょっと悲しい。まぁ、いいけどさ。やることあるし。

「ありがと。そしたらまた昼になー」

「はい。一つ連絡、昼はロストロギアの片方の封印するってさ。その後は皆書類作業。最近溜まってたみたいだしねー」

「……なんか今日は一日デスクワークだなぁ。まぁいいや。また後で」

「……ぁ」

 食事トレイを持って立ち上がる。ついでに流のも持つ。

「気にすんな。ついでだ」

「……ありがとうございます。緋凰さん」

「おう」

 そのままトレイ置き場で片付けて、寮の方へ向かう。本当は寮の部屋替え申請出すつもりだったけれど、午後もほとんど書類作業ならば、合間を縫って出すことは出来る。
 それに、部屋も綺麗にしておかないと。帰って眠るだけの部屋だけど、偶に煌や優夜が突撃してくるし、エリオとダベったりするし、なんやかんやで物が多い。
 そして、ベットの上段も簡単に荷物置いてるからすぐには使えない。

 正直な所、プライベートであんまり絡みのない流が了承してくれるとは思わなかった。誘っといてなんだけどね。

 しっかし、なーんで流の顔見て反応するんだろうな、俺。男好きなつもりはないけどなー。エリオ見てもなんとも思わんし、弟ーって感じで可愛がれるし。
 流の場合、単純に大人しいし、表情をあんまり出さないから、儚く見えてんのかね。まぁ、今は背が小さいけれど成長したら絶対イケメンだしなぁ。ああいう子って。
 エリオも背が伸びたら……やばいな。身長……抜かれそう。キャロももう少し背が伸びるだろうし、成長期が楽しみだ。

 そう言えば、午後やるっつったロストロギアの再封印、どっちやるんだろうか? あの鏡見たいな奴先にしてほしいなーと、少しだけ思う。
 まぁ、どっちもしなきゃいけないけれど、なんかあの鏡は嫌な感じがしたんだよなー。

「あ、響だ−」

「……げ」

 寮に向かう道中に、ティア達4人と、なのはさんとヴィヴィオ御一行と遭遇。思わず、げって言っちまったよ。

「あーひどーい。ご飯は食べたの?」

 聞き逃さなかったスバルがサラリと流してくれた。

「んー、うん。少し早めに終わったから食べたよ。悪いな」

「「えー」」

「はは、悪い悪い」

 俺とスバルの話を聞いてたエリオとキャロが不満そうに言う。ワシャワシャと頭を撫でて誤魔化す。
 
「どーせ、訓練してないから気まずいとか思ったんでしょう」

「ち、違うわ! っていうのは冗談で、今から簡単に部屋片付けるんだよ」 
「本当かしら?」

 ニヤリと笑いながらいうティア……いやほんとこ
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