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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第29話 距離を詰めて、預かり物の封印を
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、俺」
盛大にため息吐いて、深呼吸。うん、ちょっと雑念消してこよう。そうしよう。
――――
ここで悲報が一つ。今部屋の前で一人膝と手を廊下についております。なんでかというと。
FW陣……正確にはティア達4人既に寝ておりました。そうだよなー、最近あいつら寝るの早いもんなー。花霞に頼んで各員のデバイスに連絡入れたら、皆寝てんだもんなー。
今日はそれほど動いてなかったかもしれないけど、普段がキツイからなー、最近セカンドモード主体でやってるからか、まだ体が慣れてないみたいだしよー。そのせいで早く休んでしまったし。
あー、ご飯だったら一緒に食べれたかな……。いや、でも、せっかく作ってくれるって言ってくれたのに断るのもなー……。ま、明日なんか言われたら謝ろう。うん、そうだそうだ、そうしよう。さて、部屋の扉を開けてっと。
「ただいま」
『……おかえりなさい緋凰様』
「よう、ギル」
流の机の部分にギルが置かれてる。でも部屋の電気はつけっぱなしということは……。
「寝たか」
『えぇ』
台所も綺麗になってるし、使った包丁もしっかりと手入れされてる。凄いな本当に。ベッドの上段を覗くと静かに眠っているのが分かる。
……うん、俺も寝るかね。とりあえず花霞と支給デバイスを机に置いて、寝間着に着替えて……。
『ギル様。私に色々ご指南して頂けないでしょうか?』
『それならば、デバイス達のネットワークへ参りましょう。今ならば皆さん揃ってるでしょうし』
なんか机の上で凄い会話が聞こえる。まじかよ。デバイス同士で連絡取り合ってんのかよ……。まぁ、聞いた所でわからないし、デバイスにも人格があるんだ。あまり触れない様にしておこう……。
電気を消して、戸締まりされてるの確認して。
「じゃあ、花霞、ギル。おやすみなさい」
『『おやすみ下さいませ』』
ベッドに入って布団被って、目を閉じる。そして、今日合ったことを思い出す。はやてさんの手伝いして、流と昼食べて、ヴィヴィオ達と少し話しして、その後ロストロギアの封印をして……。
だけど、少し気になる。あの一瞬確かに鏡のように見えた。やっぱり俺の考えすぎかな? 特に変わった様子も無かったし、誰かの様子がおかしいとは思わなかった。
まぁ今日は完全に皆とあんまり関われてないからな。これも明日だな……。
それにしても……震離も素直に……流と……話……すれば……いい……のに……。
――――
目が覚めると懐が暖かかった。いや、そんな筈はない。
上には流が居る…‥筈だし、誰かがこの部屋に侵入するとは思えない。
昨日の夜。間違いなく戸締まりした。何時もの通りに。偶に暑い日があるけど
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