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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第29話 距離を詰めて、預かり物の封印を
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続きを取り始める。
そして、最後のなのはさんにそれを告げて、無事復帰へ。
ただ、なのはさんは凄く微妙な表情をしていたし、シャーリーさんは流のデバイスはまだギルしか完治していない事を告げられた。
もう一つのデバイスであるアークは、完全にオーバーホールを施さないと行けないと報告を受けていた。
元々破損していたのを応急処置して直したのに、また破損だからなぁ……。
「やっぱり、焦ってるんですかね。流は」
作業の手を再開し、一つ思い当たる事を聞いてみる。はやてさんの表情は見えないけれど、一瞬手が止まり直ぐに再開へ。
「どう、やろうね。やけど、流は六課へ来てから医務室のお世話になる回数が今の所ダントツやからね。それもあるんやろうね」
「気にしなくていいって口ではいえますけれど、ティアの件も伝えたときには凄く落ち込んだように見えましたね」
きっとアイツの中では、そんな大事な時に医務室にいたって、変に捉えてるかもしれないな。
それが切っ掛けで俺は隊長陣と仲違いをしてたし、最悪な場合。まだ六課に馴染めてない……とさえ、考えてるのかもしれない。
「響から見て、流はどう見える? あ、魔道士、じゃなくて個人として、な?」
「難しいですね。あの子がどういった人生を歩んでいるのかわかりません。人と関わることに臆病で、だけど守りたいって考えられて……多分、本当は凄く人が好きな子だと思います。
訓練の時も、さり気なくエリオやキャロのフォローをしていましたし、スバルとティアへの支援も惜しんでいなかった。
加えて震離を助けた時も、ヘリを守った時も、あの子は自分の身を投げる事に躊躇が無かった。それが今後の課題点かと」
最近は特に、ヴィヴィオと話している時、戸惑いながらもちゃんと笑ってるし。けど、俺たちと話す時もよくよく見れば何処か探るようで、何処か怖がって話をしているようにも見える。
「私も同じ意見。重い過去を持っているし、まだ傷を抱えてる。だけど、六課にいる間に、少しでもそれを癒やすことが出来たらええんやけど、ね」
「はい」
流石はやてさん。いや、部隊長。良いことを言うなぁ。
「……そして、あわよくば写真を」
「なんでやねん」
「冗談や、冗談……フフフ」
……冗談ということにしておこう。うん。あ、そう言えば。
「そういや今日引っ越して来る予定なんですか? 朝見えてませんでしたけど」
「その予定やよー。後はギンガの荷物も来るなー」
「あぁ、調査任務の傍ら向こうから来たほうが楽だって言ってましたもんね。そうすると女子寮騒がしそうですねぇ」
「せや、うちも大所帯になったもんやねー」
「フフフ、そうですね」
他愛も無い会話を続けながら、作
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