暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第3話『狂気のプログラム』
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!」
「諦めて下さい。」
アクセル、G3-X、轟鬼、シザース、ガタックがやってくる。
「迂闊に動いていいのかな?」
所長はそう言い、フェイトにストレージデバイスを向け、職員の一人がベビーゴジラにストレージを向ける。
「この実験材料が死ぬのは、君達にとって困るのではないかな?」
「卑怯だぞ!」
ガタックは言う。
「たしか、クロックアップ、だったかな?それの対抗措置ならもう用意させて貰っているよ。いやぁ、ネイティブもいい実験材料になった。おかげでクロックアップを無力化するクロックダウンシステムの波形を作成出来たからね。」
「まさかお前達、ネイティブまで!?」
「それだけでは無いよ。我々には心強い番犬も用意してある。」
所長が言うと、鏡からベノスネーカーとマグナギガが現れる。
「さて、今ゴジラと話している国家象徴様に繋いでもらえるかな?」
研究所の職員達はフェイトとエリオ、そしてベビーゴジラを人質にしてライダー達を脅迫する。


『やあ、国家象徴様。』
所長は映像と共に雅に連絡を入れた。
「お前達、何のつもりだ!?」
『そうだな、そのゴジラを我々の研究材料として寄付してほしい。そうすれば、その研究材料は子供と一緒に暮らせる。』
所長はベビーゴジラを見せる。
“私の子供!?”
「お前達が今回の犯人か!」
『そうだよ。そして、こちらには新しい研究材料もある。』
所長は次に何も纏っていないフェイトを見せる。
「フェイト!?お前達、何をした!?」
『何、強い力を封じさせてもらっただけだよ。実験材料になるのはこれからさ。』
「実験材料だと!?」
『その通り。まずはリンカーコアを摘出し、次に内蔵、更には繁殖システム。こればかりは一つの材料では揃わなかったからね。』
所長はエリオを見せる。
「…そういうことか。」
雅は『リリカルなのはStrikers』の世界を知っているため、エリオを見てすぐに判断した。
『プロジェクトFATE…魔術を用いたクローニング式人造生命の研究。実に最高だよ!なんたって人間に近い化け物を解剖できるからね!』
所長の言葉に、雅で怒りと憎しみを交えた表情を浮かべていた。
『そんなに怖い顔をしないでくれたまえ。何も人間を殺すとは言っていないだろう。だからゴジラもこちらに渡してほしい。悪いようにしないさ。とは言っても即答は出来ないだろう。夕刻までまってあげよう。それでは、よい返答を待っているよ。』
所長は雅との通信を切る。
「…まさかフェイトが!」
雅の顔は憎とも怒とも言えぬ顔になっていた。すると、
“行きなさい。”
ゴジラは雅に言う。
“ゴジラ!?”
“彼女はお前にとって大切な者なのだろう?なら行きなさい。”
“しかし…僕は独断では…”
雅が言葉を詰まらせていると、
“大丈
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