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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第28話 心配しなくていいんだよ
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んが。あんまり私闘とかで使うのはなんか違うかな、と。あくまで護るための技術、いや手段ですし」

 ハッとして、顔を上げる。一瞬怒られるかなー、それは舐めプだよ−って叱られるのかと思った。そして、なのはさん達の顔を見上げると。

「うん。それはそれでいいと思うよ。ちゃんと意味を理解してるみたいだし、なのはさんとしては文句なし、かな」

 ニコニコしながらそういうなのはさんをみて、少し呆気に取られる。フェイトさんもはやてさんもちょっとわからない様子だけれど……。
 うーん……これと言ってちゃんと答えられたと思ってないけれど、追求が無いのなら、これでいいのかな……?

『はやてさん。ロングアーチから連絡が入ってますけど、どうします?』

『あ、受けるよ。こっちに回してな』

『了ー解!』

 ヘリを操縦してるヴァイスさんからの連絡を受けて、はやてさんの前にモニターが開かれる。その相手は。

『八神部隊長。お疲れ様です』  

「お疲れ様や、グリフィス君。なにかあった?」

『事務員の優夜達4人についての処遇ですが、本局のレティ提督より、事務員兼武装隊員としての運用の許可と、その場合のランクについて連絡が有りました』

「ということは、お咎めなし……な感じか?」

『えぇ、部隊保有制限にかかるので彼らはBランクとして登録。ただ、あくまで予備員として登録なのであまり前線には出せないかと』

 はやてさんとグリフィスさんの通信を聞いて少し安心。話の通りお咎めなしだから尚の事だ。
 恐らく、優夜達に連絡を入れたあの人が手を回してくれたんだと思う。
 そして、地上ではティレットさん達もきっと動いてくれたんだろうな。でなければ、こんなに何も無いのは、普通は無いから。

「わかった。対応してくれてありがとうな?」

『いえ、とんでもない。それではご帰還お待ちしております』

 敬礼をして、通信を閉じられる。3人とも何処か嬉しそうな視線でコチラを見てくるのは、ちょっと恥ずかしい。ふと視線を外へ向けると、既に日も暮れ始めている。
 こりゃ六課に付く頃にはもう沈みきってるなぁ。


――sideフェイト――
 
 ヘリの中で話をし終わって、六課のロビーに私たちはいる。外を見ると、もう夕日も落ちて辺りは真っ暗だ。

「では、俺はこれで。このロストロギアは明日封印処理を施すということで?」

「うん、危険度は少ないけれど、いい封印処理の練習になると思う。明日は万全を期して行うよ」

「はい、了解です。ではこれを地下の安置所に置いてきますので失礼します」

 両手にロストロギアが入ったアタッシュケースを持ってそのまま奥へ消えていった。これから私となのはは部屋へ戻ってヴィヴィオの様子を見に行こう
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