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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第28話 心配しなくていいんだよ
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ん。それはなんとも。俺自身インテリジェンスデバイス持ったのは本当に初めてなので、そこはなんとも」
『なるほど。私は、主の初めてを頂いたんですね』
さらっと花霞の言葉で一瞬なんとも言えない空気が流れる。こいつ本当に最近生まれた子なの? あんまり話さないと思ってたら、こういう場でさらっと冗談というか普通に言うし、色々凄い。
「まぁ、冗談はさておいて……奏なんかは多分オールレンジで対応したいって言うでしょうし、震離は色々組み込みたいタイプなので。俺からは何も言えないです」
「そっかー。うーん、優夜達の動き次第だけど、皆の分組んであげたいなー。シャーリーも、丁度響とギンガの分が終わって、手が空いたって嘆いてたし」
「あはは、でもそうすると予算が大変な事になりますよ」
「そう。そう言えば同じAとしては、ギンガってどう思う?」
「いやぁ。どうって言われましても。俺とは違う正当なAですし、きっと最初のうちにしか勝てないでしょうし。皆に良い影響が出ると思いますよ」
「そっかぁ。いい線行くと思うんだけどなー」
話してて口から乾いた笑い声が出て来る。言ってて悲しくなるし。
「そう言えば。響は居合は使わないの?」
「……ぅ」
ふと思い出した様にフェイトさんの言葉で思わず変な声が出る。なのはさんもはやてさんも割と気になってる様子だ。
あんまり居合は使いたくない。だけど、よりによって居合を使ったことのあるフェイトさんからの質問だし、下手には答えられない。うーん……まぁ、いいか。
「あー……使わないと言うか、なんというか。切り札って言う意味も勿論あります。正真正銘最後の手札というか、奥の手と言うか」
「確かに、私と戦った時も最初は普通に戦って、最後の最後で使ってたね。アレは痛かったし。ちゃんとした刀なら負けてたと思う」
うんうんと頷くフェイトさんを尻目に、少し気まずくなる。いや、あの……どう転んでもあれはもう詰んでたし……。
「なんというか……それまで使い出すと、俺では抑えられないと分かった時に詰んでしまうんですよね」
「と、言うと」
おっと、対面のなのはさんの目が少し細くなりましたよ……地雷踏んだかな? まぁ、もう止まれないし……。
「もっと言えば……いや、言い訳ですね」
「……」
ふと視線を下に落として、自分の手の平を見つめる。目を閉じれば、母さんが生きてた頃を思い出す。声はもう……なんとなくでしか思い出せないけれど、あの顔は忘れない。いつも笑ってくれてたしね。
「母さんが教えてくれた。残してくれたこの抜刀術。確かに強いと思います。
だけど、刀がとかそういう理由ではなく。なんというかこの前みたいに意識が半分飛んでたら別かもしれませ
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