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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第27話 失意と希望を
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、管理局員殺害事件もアイツの差し金だと。もっと裏に何かがあるんだ、と。
だから、ヘリを落とされた時、あそこで止めなかったのは俺の責任で、結果流が怪我をして、ヘリも落とされました。結局、俺は皆さんを信じてなかったんです。
――sideフェイト――
響の話を聞いて、言葉が出ない。自然と涙が出て来る。
いつも私達と話す響の姿は、皆に安心を与える人。私達と一緒に戦ってる人は強い人だと思っていた。
なのはの事だけじゃなく。ティアナの悩みや、私とエリオの体の事も受け入れてくれた。だけど、話を聞いてこれほどとは思わなかった。
5年。たったの5年でこれほどまでに振り回されているなんて。
今でこそ普通にしているけれど。この人は……。
ふと、私と目が合う。途端に青くなる響を見て思わず首を傾げる。
「え゛!? あ、いや、あの。まぁどうしても、3年で佐官なんてどうしても分不相応というか。なんというか。やはり自分ではまだ早かった。それに尽きます」
たははと笑う響を見て、更に涙が溢れる。いけない。止まらない。
「苦しい事を思い出させてすまない。だが、これで彼女を追い込むための手筈が整えられそうだ」
「……いえ、統括官殿。敵対した以上やることは一つです。捕まえてしまえば問題はありません」
お互いに顔を見合わせてニヤリと笑ってる。なんというか、はやてと違った意味でなんか怖い。
「あとは……そうだな、響。僕のことは名前でいい」
一瞬驚いた表情をして、小さくため息。
「えぇ、分かりましたクロノさん、よろしくお願いします」
くしゃっと笑って名前を呼ぶ。なんというか、男の子だなーと思う。二人共警戒してないとは言え、こんなに直ぐに仲良く……と言うより名前を呼び合える様になるなんて、ちょっと羨ましい。
「よろしくした所で。一つご質問を。宜しいでしょうか?」
「あぁ。かまわないよ」
思わず私達3人顔を見合わせる。カリムさんもなんだろうと興味を持ったみたい。
「特殊鎮圧部隊。この部隊の情報を何かご存知でないでしょうか?」
空気が固まる。いや、正確にはクロノとカリムさんが驚いている。だけど、特殊鎮圧部隊って……。
「噂話。自分が船に居た時も所詮噂だと思っていました。ですが、明らかなイレギュラー。経歴が合わない人物が今六課に居ます。その子自身はとてもいい子ですが、彼の経歴と実力はどうしても釣り合わないんです。その上で何か知らないでしょうか?」
再びしん、とする室内。はやても何処か苦しそうだ。
「すまない。力になりたいが、僕達も本当に実在しているのか分かっていない。だが、その話は本当なのかい?」
「……えぇ。15歳でAAA。そして、ミッ
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