第三章
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わりですね」
「我等の様に」
「そうなりますな」
「今の魏は国も民も疲れ果てている」
相次いだ戦によってだ。
「そうなる」
「だからですな」
「戦はみだりにすべきでなかった」
「左様ですな」
「全くだ、これではどうにもならぬ」
恵王は歯噛みした、だがもうどうにもならなかった。
魏は斉に従うしかなく以後覇を唱えることは出来なかった、そうなったことは全て恵王が戦を続けたからだ。恵王はこのことを悔やんだという。孟子の言う通りだったと。
恵王の失態 完
2019・4・12
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