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疑わない
第一章
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れは、ですか」
「ある筈がない」
 絶対にとだ、ラーマはまた言った。
「他の女はわからないがシータはだ」
「そうした方ではないのですね」
「シータ様の場合は」
「惑わされない」
「術にも破られない」
「弱ることもない」
「そうだ、そしてラーヴァナが何かしようとしても」
 暴力に訴えてもというのだ。
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