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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第26話 六課の意義
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び上がるが、古代ベルカ文字でまったく読めず、顔を見合わせ首を振っている。
「聖王教会は勿論、次元航行部隊のトップもこの預言には目を通す。信用するかどうかは別にして、有識者による予想情報の1つとしてな」
「ちなみに、地上部隊はこの預言がお嫌いや。実質のトップが、この手の希少能力とかお嫌いやからな」
統括官とはやてさんがそれぞれ説明する。けど、それはある意味で当然だと思う。予言に左右されて全てに対応なんて出来るわけないし。そして、そのトップと呼ばれるのは勿論。
「レジアス・ゲイズ中将、だね」
「そう。そして、そんな騎士カリムの預言能力に数年前から少しずつ、ある事件が書き出されている」
そう言って、騎士カリムに目配せで合図する。そして、一枚の預言書を手に取り読み上げはじめた。
「旧い結晶と無限の欲望が集い交わる地、死せる王の下、聖地よりかの翼が蘇る。かの威光に鬼神が消え、血の女王は滅す。なかつ大地の法の塔はむなしく焼け落ち、それを先駆けに数多の海を守る法の船は砕け落ちる」
「……それって」
「……まさか」
騎士カリムの予言の内容を聞いてなのはさんとフェイトさんの顔色が変わる。正直俺も驚いてる。だけど、どうやって?
「ロストロギアを切っ掛けに始まる、管理局地上本部の壊滅。そして……管理局システムの崩壊」
しん、と。静寂が……いや、皆一同に言葉を失っている。
「情報源が不確定と言うこともありますが、“管理局崩壊”ということ自体が、現状ではありえない話ですから」
「そもそも、地上本部がテロやクーデターにあったとして、それがきっかけで本局まで崩壊……言うんは考えづらいしな」
いや、正直そうとは言い切れないと思う。この前のクランベル元三佐がそうであったように、実は向こう側というのは入り込んでる可能性は高い。
加えて、俺たちの船の情報をアイツは多少なりとも持っていたと思う。
そして、ここ最近まで務めていたやつが抜けた以上。最近までの情報は向こうも持っているということになる。
「この事をレジアス中将は?」
フェイトさんが質問を投げかける。
「対策はとくには取らないそうだ。そもそも、地上部隊はそんなものを信じるつもりは無い、と」
「あぁ。納得」
深いため息と共に疲れた顔をする統括官、あの様子じゃきっと色々苦労されてそうだなぁ……。
「異なる組織同士が協力し合うのは難しい事です」
「協力の申請も内政干渉や強制介入という言葉に言い換えられれば、即座に諍いの種になる」
「ただでさえ、ミッド地上本部の武力や発言力の強さは問題視されてるしな」
「だから、表立っての主力投入はできない、と?」
統括官をはじめに騎士カリム、
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