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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第25話 出会って、変わって
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か買ってから、コッチに来たわけなんだけど。うん簡潔に一つ言おう。
公園の敷地を案内通りに歩いていたけど、昔の知り合いに聖王教会の病棟を案内されたの思い出して、案内に載ってない近道を通ったら。
「はっはっは、迷った……」
クソゥ。生まれて初めて自分のミスで膝付く体勢取るとは思わなかったぜ。
……いかん、斜め上の方向に暴走しだした。落ち着け俺。とりあえず。どっちが北か……分かってりゃ迷うことなんて無いわな。うん。だけどまぁ。
「……どうするかぁ……な?」
がさりと、近くの林の茂みが小さく動いた。うん、ぶっちゃけ風が吹いたわけじゃないから怪しいね。
ただ、動物だったらもうちょい上手く隠れるだろうから、多分相手は人。
だけど、殺気とかそんなのは全くない。まぁ、だいたい誰かわかるしいいけどね。とりあえず。
「そこに誰か居るのかー?」
ガサガサとまだ音をたて揺れる茂みに向かってわざと問いかける。
茂みから少しだけ見えたのは、見覚えのある頭。うん、だいたい分かると思うけど、万が一がある。
「……出てこないなら、コッチから行くぞー」
一応行くことを伝えてからゆっくりと茂みに近づく。そして、その茂みの前に来たときには完全に気配が消えた。うん、超遅い。だから……
「そういう事は、最初からしろよ。震離?」
「う、ごめん」
制服を着た震離がそこにいた。うんはっきり言おうか。というか視線で言おうか、なにしてんだよお前は?
「いやぁ、流が運ばれて、シャマル先生の処置が良かったから、大丈夫だったんだけど……おなかすいちゃって」
「あぁ。スッゲェ腹減ったから病院抜けだして飯買いに行こうとしたんだな?」
震離の腹から可愛らしい音で「クー」と聞こえる。ふと顔に視線を戻すと赤くなってる。
「で、その途中で俺が警備の人に見えたとかそんなんだろう?」
「……ぅ、うん。引っ込みつかなくなったから隠れたけど意味なかったしね」
「とりあえず、コンビニまで遠いし俺のだけど食うか?」
「……うん。ありがとう」
まぁ、時間つぶしにと思って、いろいろお菓子とかパンとか飲み物とかあるから適当に好きなのを取ってくれたら有難い。
まぁ、本音言ったらオニギリとかそう言うのを食いたかったけどね。さすがはミッド、日本と世界が違いすぎて、日本食なんて滅多に置いてない。
で、なんだかんだで。
「響、ありがとう」
「ん、別にいいさ。一人で飯食うのも味気なかったし、別にこっちが礼を言うよ。ありがとう」
「……ううん、本当にありがとう。でもなんでこんな時間にここに居るの?」
「ん? あぁ、流が緊急搬送されたつっても、最初の処置と、思ってる以上に傷が
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