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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第25話 出会って、変わって
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「……いえ、ちょっと自分を見直してました」

 そうこうしてるうちに、なのはさん達は帰ってきて、俺と震離も一緒に帰ることになった。
 勿論流も帰ることに。検査入院として入ってるし、元々動かせる状態だったら退院させる予定で、後は六課で見るつもりらしいし。
 で、ついでに俺まで乗せてくれるのはありがたい。片道代が浮くからね。
 そして、駐車場に付いたらそこにアーチェとシャッハさんがそこにいた。アーチェはさっきと違い、ベールを脱いでセミロング気味な薄い琥珀色の髪が靡いている。六課に来てる時も大体つけっぱなしだったもんなー。久しぶりに見たわー。
 いやほんと、こいつ黙ってたらモテるだろうに。性別問わずに。でも、どこかずれてるからな。勿体無い。
 なのはさんとヴィヴィオは先に車の後部座席に乗って、シグナムさんはシャッハさんから、書類とか一式もらってる。
 そして、俺らはというと。

「流ーこれデバイスね」

「あ、ありがとうございます」

 流の病室から持ってきたであろう2つのデバイスを流へ。こうしてみるとお姉ちゃんみたいな属性も持ってる辺り面白いよなー。

「響。ギンガと奏と皆に宜しくね。次はちゃんとバトれるよんって」

「おぉ。またな」

「うんまたね!」

 なんて2人で拳をぶつけてると。

「行くぞ、緋凰、風鈴!」

 後ろからシグナムさんの声が響く。うん相変わらず大きな声だ。正直びっくりするくらいに……。
 なんて振り返ると、面白いものが見える。流も見えたらしく少し眉を潜めて、困ったような顔になった。

 まぁ、面白いものっていうのは、車の後部座席の窓。だって、中でなのはさんになだめられながら、ガラスにすがるように流を見ているヴィヴィオの姿があるんだもん。
 しかも流に向かって、まだ来ないの!? って言わんばかりに視線を送ってるし。

「流、あれで後ろに乗らなかったら、絶対ヴィヴィオ泣くな?」

「……本当にそうなりそうなので、言わないで下さい……」

「あっはっはっは、そうだな。じゃあ、行くよ」

 振り返ってアーチェに一言告げる。無言で笑いかけてくるけど。何処か含みの有る笑み。そして、車の外で待つ、震離が後部座席の扉を開けた瞬間。
 
「むー!」

「ッ!?」

 開けた瞬間、流のお腹めがけて突撃を掛けるヴィヴィオ。お陰で車ん中が騒がしいじゃねぇかよ。
 だけど面白いから放置するけど。相変わらず震離は顔押さえて尊いってしか言わねぇ。パッと顔を上げたと思ったら。

「ほら、詰めて詰めて」

「え、あの、その」

 って、震離も乗り込んでいく。俺は前へ。というか。……ヴィヴィオよ、おとなしくしたらいいのに。ま、面白いから放置だけどねー。そして、乗り込ん
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