暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第25話 出会って、変わって
[2/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
う。
 
 まぁ、それは置いといて。
 
「じゃあ。実際に戦った場合の各付けはどうなる?」

「……直接の殴り合いになった場合。文字通りの血戦になった場合は大きく変わります。私と震離、時雨は中距離以降になりますので詰められれば負けます。
 ですが、残った4人は、それぞれの得意分野で昔から手合わせしてたので、やった数だけ勝者は違います。
 といっても、響には遠距離技が少ないので、一歩劣るというのがありますけどね」
 
 ニッコーと凄まじく笑顔のなのはさんを見て、ミスったかなと思うのが半分、まぁ4人共体を鍛え直さないとって言ってたし、まぁいいかって言うのが半分ある。
 ふと、ニヤリと悪い笑みを浮かべたと思えば。
 
「……紗雪にはまだ秘密があると思うけど、それは置いといて」

 ……ばれてーら。
 
「今回の件でハッキリわかったよ。そっかぁ……そっかぁ」

 ……あれ? やっばいやぶ蛇つついたかな?
 助けてーって思って、視線をティアたちの方に向ければ。
 
 フイっと。首をそらされました。
 
 あぁ、そうですか、さいですか!
 
「この後私もちょっと出るけど、それまで付き合ってね? 勿論皆も」

「あ、はい」 
 
 ……頑張りましょう。私! そして、逃げないでFWの皆!


――side響――

「フフフ、いいわぁ」

「……クックックッ」

「……うぅ」

「♪」

 あっはっはっはっは。なんだろう。出来るだけ顔に出さないように出さないようにって思ってんだけどさすがに完全に隠しきれなくて、含み笑いが出る。
 ていうか隠しきれないし。
 あ、ちなみに現在の状況は、聖王教会のベンチに腰掛けてんだけどさ。俺の隣に流が座って、更にその隣に震離が居るんだけど、その流の膝の上に金髪のオッドアイの女の子が座っているという状況だ。

 うん、はっきり言おう。見てて超面白いなう。

……使い方これであってんのかな?

まぁ、事の発端は数時間前に遡んだけどね。


――数時間前、早朝・聖王教会――

「……いかん超眠い」

 昨晩、俺らの恥ずかしい過去(笑)を暴露して、その後シャマル先生に頼まれて流の迎えに来たわけだが。本当は迎えに行くのは昼からなんだけど、朝っぱらから公欠? かなんか取れてたから、即効で来た。
 ぶっちゃけ朝練とかしたくないし! その事奏に伝えたら間違いなく止められるから、言わずに来た。帰ったら確実に怒られるな、これ。

 それに、なのはさんからは、俺らの過去を知って、もっと頑張れるってことだね、って言うもんだから、怖くて……。うん、すまんな奏。

 まぁ、いいや。そんなこんなで朝っぱらから、ちょっとしたお店によって、それなりに飯と
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ