父と娘と男と女B
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「わ、私は負ける訳には…エスターク様をお守りせねば…」
気迫で立ち上がるヘルバトラー。
ティミーが剣を構え、踏みだそうとした瞬間!
「やめてください!!」
リュリュが二人の間に割って入る。
「バトラーさん。本当は私達、エスタークさんを倒しに来た訳じゃないの…ここには迷い込んじゃっただけなの…エスタークさんが私達人間に危害を加えないのなら、私達はここから出て行きますから…」
「何言ってんの、リュリュ!地獄の帝王よ!ミルドラースみたいに人間を滅ぼそうとするに決まってるでしょ!」
「ポピーちゃん………そ、そんな事聞いてみなきゃ分からないじゃない!」
「じゃ、聞いてみましょうよ!」
「「「「「え!?」」」」」
「ちょっとおっさん!そのエステティシャンの所に案内しなさいよ!直接聞くから!!」
「エ、エスターク様だ!間違えるな!!」
「ごめんなさい、バトラーさん。直接聞いて、私達に害は無いと分かったら大人しく帰るから…」
リュリュはヘルバトラーに優しく『ベホマ』を唱える。
リュリュを見て驚いた顔をするヘルバトラー。
「良かろう…付いて来るがよい…」
まさか本当に連れて行ってくれるとは…
ポピーが言っていたけど、リュリュは男を惑わす魔性の女ね…
無自覚だけど…
マーサSIDE END
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