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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第24話 彼らの正体
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、何処か恥ずかしそうに言う優夜と、ニコニコと見守る時雨。

「私と煌も似た感じかな。私達のところの隊長さんが、うちにいたら絶対に錆びるからって……煌、起きないと」

「……んぁ?」

 ……なんか、お前ら本当に何処言っても優秀なんだね……もう、俺今まで禄に働いてる気がしなかったんだけど。いろんな意味で。というか側に超が付くほどの天才いたし。
 なんて、考えていると、はやてさんが、俺に視線をやる。あぁ、俺も言えってことか。

「うちの場合、絶対六課がなんかに備えてるんだろうから行って来いって言われましたね」

「えー……、何やその理由?」

「ん〜、まぁいろいろあったんじゃないですか? 命令でしたし既に異動の用意されてたし」

 ていうか、理由なんて言えねぇよ……だって、優夜が六課の事中から調べて、それをうちの元隊長のティレットさんに教えてからの異動だもん。軽いスパイって言われても仕方ないことしてるし。
 でも、まぁ。細かい点は伏せたまんまだけど……。

「……一応これが俺らの経歴みたいなものですね」

 さぁ、これでどう出るかな。ただ、根本的な問題は解決出来てない気がするけども……。

「じゃあ、纏めるとや。響達は別に六課の情報を流してたわけじゃなくて、ただ従ってたふりをしてただけやってことやね」

「まぁ、大体そんなもんですね」

「そっっっっかぁ〜〜〜〜、よかったぁ」

 なんか、目の前でスゲェ溜めてから安心したよこの人、マジでどうしたんだろうか?

「……はやてさん、どうかされました?」

「え、ううん、時雨の指揮や、優夜の動き、紗雪の転移に煌は……まぁ。それを見て、実はもっと危ないところから来たんじゃないかって危惧してたんよ。
 でも、なんでアヤさんから響達の情報を……って、何であの人わざわざ私達に教えたん?」

 後ろで、えっ? って声が聞こえたけど、無視だ無視。

「あぁ、なるほど」

 なるほど、それではやてさん達が俺らのことに気づいたんだ。つーかやり方酷いな本当に。まぁ、だいたい分かるからいいか。

「多分、一旦信用させてからはやてさん達を落とそうとしたんですよ。アイツのやりそうなことだ。胸糞悪いったらありゃしねぇ」

「あ〜、ほな、響達の今回の事は不問にします。まぁ、元々何もしてないからどうすることも出来ないんやけどね。で、次の問題なんやけど」

 チラリと、俺の後ろに視線を向ける。それにつられて視線を追って、納得。視線を向けられている事に気づき小さく咳払い。

「次は私が代表して説明します」

 
 ――side時雨――

 あ、どうも。親友ズと、はやてさん、そして皆さんから見られてテンションが上がってる時雨です☆
 え、☆いらない。
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