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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第24話 彼らの正体
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うか」
後ろで静かに話を聞いていたフェイトさんが一歩前に出て質問してきた。まぁ、もう全て話すつもりだし、隠すつもりもないんだけどね。まぁ、とりあえず。
「じゃあ、説明しますけど。絶対に驚かないでくださいね?」
「うん、物によるけどね」
静かに微笑むフェイトさんをみて、悟る。この人ある程度情報を得ていたんだなぁと。流が落ち着いた時、あの子にも話さないとな。多分流も俺らとは違うけど、似た状況かもしれないし、違っていたらあの子の……更に奥の事情を話してくれるかもしれないしね。
さて、軽く一呼吸を入れて。俺の後ろにいる皆に視線を投げて確認。
―――いいか?
―――勿論。
ただ、それだけを確認する。まぁ、念話を使えって言われたら終わりなんだけど、どうもこっちの方が、俺らっぽくて好きだと皆言ってくれた。
とりあえず、言おうか。そう思いながらちゃんと立って、敬礼をする。
「じゃあ、言います。俺は、元時空管理局本局特殊部隊第13艦隊所属。そこで艦長補佐をやっていました。緋凰響。元三等空佐です」
「同じく元時空管理局本局特殊部隊第13艦隊所属。同じく艦長補佐をやっていました、天雅奏。元一等空尉です」
「同じく、楠舞煌。元ニ等空尉で、ランクは一応空戦AAAです。前衛は一通り出来ます」
「私も所属は同じで、高麗紗雪。元一等空尉です。ランクは総合AAです。ガードウィングとか、一歩下がった場所が得意です」
「俺も同じで、有栖優夜。一等空尉です。ランクは空戦Sです」
「そして、私が狭霧時雨。元三等空佐で、空戦AAです! 中後衛メインにしてました」
と、とりあえず所属と、全員当時の階級と得意ポジションをそれぞれ紹介する。うんやっぱり今言っても違和感バリバリだな全く。そして、シグナムさんとなのはさんを除いた、八神部隊長達は固まってる。さて、と。
「わ、私、そんなん知らない」
「あっはっはっは、そりゃ知られてたら困ります。一応特殊部隊と称されて、存在の隠蔽を図られたんですから、多分俺らのこと知ってる人ってかなり上の人達だと思いますよ」
「い、いつからなん!? 何時から艦長してたん!?」
「え……っと、俺らが12で入局したから……その年に
提督
(
アドミラル
)
にスカウトされて、1年で仕込まれたから……15歳までだから、実質1年だけですね」
「え、15までって、なんかあったん?」
「……ええ、まぁ」
うん、そんなもんだな。まぁ、実際奏達も一緒にスカウトしてもらって、8人で同じ船に乗ったんだっけ……うん、懐かしい。でも、それは後だ。懐かしいと思うよりも先に、説明しないと。
ただ、嫌なんだよなぁ。その時期のこと説明するのは……。
「俺らが15
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