激動する物語(side:吉良吉影)
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近いと行っていいほど次から次に生えてくる。
やがて、私の頬を、根っこが引っ掻いた。その傷口から青いバラの花が咲いて落ちた。
これは…、私は何か奪われたような気がした。
このままでは、じり貧だ。どうする…?
「あなたー。遅いわよ。」
その時、戸をしのぶが開けた。しのぶが入ってくる直後、根っこは消えた。
「……どうしたの?」
「…君では…ないのだろうね?」
「何を言ってるの?」
しのぶではないか…。
ならば、なぜ消えた?
見られると困るのか?
疑問は尽きないが、ひとまず、今日は会社を欠勤しなければならないようだ。
赤い根っこと、赤い茎の青いバラの花を扱うスタンド使いを見つけなければならないからね。
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