暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第23話 機動六課のある休日、総力戦。
[10/19]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
あいよ〜クア姉)
(こっちから指示を出すわ。お姉様の言うとおりに動いてね?)
(ふ〜ん了解〜)
そう言うと、地面がまるで液状化でもしているように、地面から腕が出てくる。その一本の腕はヴィータ達のいる橋の下の地面から伸びていた。橋の上ではルーテシアに対する簡易尋問が為されている。すると、ルーテシアに向けて念話がはいる。
(は〜いルーお嬢様)
(クアットロ?)
(なにやらピンチのようで?お邪魔でなければクアットロがお手伝い致します)
(……お願い)
(はい〜。ではお嬢様? クアットロの言うとおりの言葉を……その紅い騎士に)
楽しそうに、それでいて嬉しそうな、悪魔のように気味の悪い笑みを浮かべながら彼女は念話を続けた。
――side――
「見えた!」
「良かった。ヘリは無事」
その安堵もつかの間、市街地での反応をなのはとフェイトは察知した。それはロングアーチも捕捉していた。それはビルの屋上、大型ライフルの狙撃砲を構えたディエチだった……
『市街地にエネルギー反応っ!お、大きいっ!』
『そんな、まさかっ!』
その力は、遠方にいたはやてにも感じられるほど強く。ヘリのそばにいる3人もその力に警戒を強める。
『砲撃のチャージ確認。物理破壊型、推定Sランク!』
その通信を聞くや否やなのはとフェイトは顔を見合せた。
「フェイトちゃん!」
「うん!」
更に勢いをつけて、ヘリへと向かう二人。
それと時を同じくして、廃棄ビルの屋上では、先ほど姿を現した砲撃機がチャージを行なっていた。
「インヒューレント・スキル。『ヘヴィ・バレル』、発動。」
それに合わせて、橋の上に居るルーテシアを介して、クアットロはヴィータへと話しかける。
(逮捕はいいけど)
「逮捕は、いいけど……」
その言葉に、反応するヴィータ、リィン、ギンガ。だが、ルーテシアの言葉は終わっていない。
(大事なヘリは、放っておいていいの?)
「大事なヘリは、放っておいていいの?」
「!?」
その言葉で、ようやく気づき、血の気が引く。ヘリが、撃墜の危機に瀕していると言うことを。
だが、クアットロは更に言葉を続ける。
(あなたは)
「あなたは」
(また)
「また」
(守れないかもね)
「守れないかもね」
その言葉に、ヴィータが激しく反応する。瞳は激昂し、明らかな動揺の色が見える。そして―――
「―――発射」
大気を焼き切るように貫き、瞬神のごとき速度で飛来する砲撃はヘリを捉える。その刹那、ヘリのあった場所を、轟音、そして爆風を上がった。
砲撃が放たれる瞬間、海上にい
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ