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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第22話 機動六課のある休日、その中の仕事人。
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 花霞を使って、フェイトさんに通信飛ばして。
 
『響。直ぐにギンガを連れて……って、何処に居るの? なんだか暗いけど?』

「地下高速です。いつもどおりのギンガと廃棄区画捜査だったんですが、事故があったので確認していましたが……そこで嫌なものが。花霞、データ送って」

[了]

 通信の合間にこちらで見つけたデータを送ると、画面の向こうでフェイトさんの顔色が変わる。
 あの人にとって、これが何を意味をするのか直ぐに分かったんだろう。

『了解、こちらに合流できそう?』

「えぇ、まもなく管轄の局員が来る頃合いなので、引き継いでから向かいます」

『わかりました。気をつけてね』

「ありがとうございます。失礼しました」

 通信を切ろうと思ったけど、心配そうにこちらを見てるのが気になって。
 
「……あの、何か?」

『いや、あの……大丈夫? 顔色悪いようだけど?』

 ……あぁ、顔に出てたのか。駄目だなぁ。
 
「……モニターの反射光ですよ。そちらもお気をつけて」

『そ、そう。うん。じゃあまた後で』

 敬礼してから、今度こそ通信を切って。一息ついてから。
 
「響、管轄の部隊の人たちに引き継いだわ。何時でも行けるよ」

「流石ギンガ。助かるよ」

「気にしないで。さて、2人でこうして出るのは初めてね」

「まぁ、なんとかなるだろ――よろしく頼む」

「――こちらこそ」

 同時にバリアジャケットを纏う。ギンガはいつもの、俺は花霞……ではなく、いつもの方を。ちゃんとした出撃と、未だにきちんと魔力還元が上手く出来てないからというのが理由だ。
 
 さて、行くか。
 
 


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